3月24日今年初横浜戦@メラド
冬が舞い戻った日、メットライフドームはとても寒かった様子。それから一夜明けて気持ちよく晴れた日曜日、今年初の横浜を観るためにメットライフドームへ向かった。
小雨が混じっていた昨日とは違って日なたはぽかぽかしていて、太陽ってやっぱり偉大なんだな……なんて呑気に門をくぐると見事なまでの日陰(当たり前だ)急に下がる気温。
もし「ライオンズにおける去年のペナントレース優勝の勝因は?」の回答が「夏は暑くて冬は寒い過酷な環境のおかげですかね」なんて言われようものなら大人しく白旗をあげよう、そう決めた。
西武のオープニングムービーがかっこよくて、個人的にツボだった。選手達の真剣な顔、プレー、そして観客達の笑顔の姿、そうこんな瞬間がたまらないんだよね、と思ったのでいつかムービー撮ろう。
本日のスタメン。
今日の先発は井納と武隈。
1回表から横浜の打線はつながった。昨日の雪辱を、か分からないけど2点を先制。
先発の井納は「山賊打線」の西武打線をテンポよく抑えていった。
1番金子、2番源田、3番秋山……どこまでわくわくする打順なんだ……!と思いながらも打ち取る井納に感動すら覚えていた。
この後、4回までほぼ完璧に抑えた。
4回までは安定しているのに、5回から急に荒れるイメージだった井納。
3-0で迎えた5回裏、こんな時に予想通りにならなくても…なんて思うぐらい間が悪くなり、あっさりと点を取られた。とはいえ、山賊打線相手に1失点。うん、十分!
何だかんだありながらも、「いてくれる」という安心感がある。試合前は不安だなあ、なんて思いながらも毎年見る名前にベテランらしさを感じてしまう。
スタメンは早々と交代させたラミレス監督。6回には3点を追加。柴田は昨日のゲッツーの挽回と言わんばかりにツーベースを放ち、楠本は変わらぬ好調さを見せつけた。中井もマルチでアピール……と打線のつながりが楽しい時間だった。
投手陣もピンチは作ったものの後1本を許さず、1失点。6-1でオープン戦最終戦を勝利で終えた。
交流戦で「オープン戦みたいな戦い方ができていたらなあ……」なんてハマスタで思わないことを切に祈る……。
3月はラッキーなことに5試合観戦できたのだけど、やっぱり一番日常なのは今日の横浜だった。
これまでに観にいったNFBの方達との観戦、MLBプレシーズンゲームなど普段と違うイベントという印象の方が強い。MLB開幕戦は「祝日だし、次観られるか分からないし」なんて軽い気持ちでチケットを取っていた。まさか歴史的な1試合になるなんて夢にも思ってなかったけど。
イベントとして観る試合も面白い。その試合で活躍した選手や良かったプレー、印象に残っているところから次につながることもある。
でも、横浜を観ているときは応援歌が流れてきたら自然と口ずさみ、選手の動きを見てそうそうこれこれと懐かしみ、「1シーズンを通してどう戦えるのだろう」なんて考えていた。
開幕1軍にいるために、スタメンにいるためにアピールしないといけない選手もいれば、調整が遅れてないか確認する選手もいる。
今回でいえば、楠本はうまく調子を上げられていてオープン戦では首位打者。開幕スタメンでも不思議じゃない。
東、石田が出遅れている中で上茶谷、大貫のルーキーも京山くんも開幕の時期に頑張らないといけない。伊藤は今日打てなかったものの、リードは良かった(そして2月と変わらずめっちゃ素敵だった)
でも、先は長い。
今調子がいいメンバーで1年間戦い続けられるとは思っていないし、むしろ今出られない選手も切磋琢磨してチャンスを手にして一躍ヒーローに躍り出てほしいと考えてる。
ちょっと悩んでそうな桑原も、きっと夏頃にはハツラツと駆け回って、ダイビングキャッチをして笑顔でいる気がしている。
だいぶ悩んでそうな倉本もそうだ。何だか1本出たら変わる気がする。見返してみるとキャンプの時に「気配がない」とメモしていた。てっきりフォームを変えたいのかと思っていて、長打を意識してるのかと感じた。確認しながら黙々と打っていたから。「FOR REAL」でファームに行くことになった時にとてもイラついた様子を見せていたし、プロの世界にいる倉本がこのままでいいと思っているはずはないし、きっと這い上がってくると思っている。6月頃には(適当)
ファームでホームランを打った神里も、筒香が抜けた後に期待してる細川も……。
どうしたって開幕してからも応援するんだ。負けが続いても明日こそは、と前を向く。
明日も野球がある生活……そんな日まで残り5日。今年もよろしくお願いします。
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