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Twitterの個人アカウント炎上を回避する実践方法

Twitterでの個人アカウント炎上はオーバーキルになる

Twitterでの個人アカウントの炎上はダメージが大きすぎると思うので、これを無くしていく方法を考えます。

前提としては、1日100件以上の批判を受けるようなな規模の炎上を想定しています。有名人や学者の先生が炎上する例を前提にしています。

1人の小さな批判や指摘も、集まれば大きな集団加害になり人権侵害になります。誰も幸せにならないこのオーバーキルを、なんとかして減らしたいと思います。

また公私の境界がないSNSでの炎上は、私的生活空間に立ち入っての個人攻撃につながると思います。
私はこれらを重大な人権侵害だと考え、その対策を考えることにしました。

Twitter個人アカウント炎上の対策方法

私が考えたの個人アカウント炎上の対策方法は、個人が苦情窓口を設置するという単純なものです。例えばGoogleフォームなどで作るとよいと思います。でも設置しただけで誰も使ってくれなかったら、当然意味がありません。苦情窓口使用を促すには、個人アカウントへの批判や苦情は苦情窓口に伝えるということをマナーとして周知させないといけないと思っています。

この周知は簡単ではないですが、この文章で訴えてみようと思います。HowではなくWhyから訴えるとよいらしいので、そうしてみます。

なぜ苦情窓口を使うべきなのか

SNSでの個人アカウント炎上を避けた方がよい理由は、批判される側が大量の批判を受け取りすぎるという理由と、私的生活空間・時間にまで批判者に立ち入られてしまうからです。

例えるなら家の電話がなりっぱなし、家族で遊園地に行こうとも恋人と映画に行こうとも友人と居酒屋に行こうとも数百人に付きまとわれて罵詈雑言を浴びせられるようなものです(少し違いますが、似ていると思います)。
想像すると、いかに深刻な攻撃行為かがわかると思います。

ただしSNSでは批判者側がこの炎上の被害を想像しにくいということが問題になると思います。簡単に批判コメントをポストできてしまうからです。
だからこそ先に述べたように、被害の深刻さを想像して欲しいと思っています。

プライベートの時間空間にまで苦情に侵食されるのは苦痛で、これは人権侵害と言えるでしょう。だからプライベートと切り離した苦情窓口を使うべきだと私は思っています。

逆に言うと、批判者側も本当はそこまでのオーバーキルは本当は求めていないのではないかと思っています。
つまりSNS上の個人アカウント炎上は、批判をする側も受ける側も望まない大事故になっていると思うのです。この誰も望まない被害は避けたいと思いますよね。

どうでしょう。

苦情窓口利用は、分離である

以上で述べたように、オーバーキルであり私的空間に踏み入る人権侵害であることから、私はSNS個人アカウントの炎上をなくしたいなと思っています。
なのでその手段(How)として、Googleフォーム等の苦情受付窓口を設置して批判をそちらに投稿する形にする、というのをマナー化できたらいいなと思います

これは分離の話だと思っています。批判された側は、公的な立場と私的な時間空間を分離する。私的な時間空間は苦しみやストレスから逃げてもいいし好きなことをしたり休んでもいいとする。当然の権利なのですが、Twitterではそれがごっちゃになってしまいます。失言したにも関わらず、Twitter上で友人とジョークを言い合っている、というふうに映ってしまいますからね。でもその人はプライベートを当然の権利として楽しんでいいわけじゃないですか。

批判対象にも当然プライベートがあり、私的な時間空間にまで立ち入り乗り込んで批判意見を押し付けるのは避けましょうよ。

またこれは感情と理性の分離でもあります

TwitterのUIはLINE等のチャットにも似ていて、気軽に返信できるのが魅力です。そしてその気軽さゆえに感情をダイレクトに投げつけることができてしまうような気がするのです。それがオーバキルにつながると思います。ついカッとなって人を傷つけ後悔したことってありませんかね。私は以前あります。

なので感情や反射による過剰批判を避け、批判窓口にアクセスするという操作を挟むこと、自身のアカウント名を入力する作業を自身と向き合うきっかけとすること等のクッションを挟むと良いと思います。そうすることで感情と理性を少しでも分離できるのではないでしょうか。

法治国家では私人が人を罰せない

最後に、私刑が禁止されていることを強調します。みなさんよくご存知でネト上でもたびたび当然のこととして言及されてらっしゃるかと思います。

誰もがわかっていることなのですが、Twitter上では結果的にネットリンチが起こってしまいます。この理由は、ひとりひとりの批判はごく軽く私刑という意識が生まれないからだと思います。しかしその数が数百と膨らむと結果的に私刑になりオーバーキルになるのだと思います。

ただし理由は何でもよくて、「結果的にオーバーキルになることがある」という知識を獲得できていれば良いと思います。

ネット上の批判は私刑になりうる。だからせめて、苦情窓口を使い緩和しませんか

まとめ

・ネット上の批判は数が増えるとネットリンチになる

・Twitterでの批判は相手のプライベートにまで押し入ることになる

・Twitter上での批判は感情的になりやすい

・以上の傾向を理解した上で、オーバーキルを避けるために、苦情窓口を利用するというマナーを広めたい

いかがでしょうか。

注: この文章はこちらのTweetをまとめて編集したものです。

また、続編記事もあわせてご覧ください。


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