「踏み出せない私 両親とのインナーチャイルド」【ファミリーヒーリング 家族カウンセラー認定コースブログ2】
「踏み出せない私 両親とのインナーチャイルド」
【ファミリーヒーリング 家族カウンセラー認定コースブログ2】
人生を変えたいと望んでいてもいざ行動しようとすると「なぜか踏み出せない」「1歩前に進みたいのに進めない」このような理由のわからない気持ちはどこから来ているのでしょうか?
家族問題のご相談「反抗的な息子さんと自分自身のインナーチャイルド」
・友美さん42歳 思春期の息子さん裕介さん14歳の反抗的な態度に悩んでいました。またご自身の両親との関係性が今の自分に影響をしているのではないか?と思われ「インナーチャイルドを癒したい」と思っていらっしゃいました。(仮名・プライバシーを考慮して少し脚色しています)
裕介さんは進学校の私立中学2年生。中学受験をしました。中学入学後からお母さん友美さんに対して反抗的になり、コミュニケーションがうまくとれません。
1、家族カウンセラーからのアドバイス
『LINEで「お話ししよう。本当の希望を書いて。」』とLINEで友美さんの気持ちを伝えてみてください、そして彼の気持ちを聞いてあげてください、と友美さんにアドバイスをしました。
友美さんがこのLINEを裕介さんに送ると、裕介さんの様子や雰囲気ががらっと変わり、反抗的な態度がなくなり話しやすい雰囲気になりました。家族間でも「LINE」で伝えることで、気持ちが冷静になり、顔を見て伝え辛いことも言いやすくなります。
2、踏み出せない私 両親とのインナーチャイルド
息子さん裕介さんのご相談をしながら、家族カウンセラーが気づいたのは「踏み出せない」「なぜか行動できない」と話される友美さんの言葉でした。「ナラティブセラピー・物語療法」を使って「キーワード」を選び出していきます。
友美さんが「踏み出せない」「なぜか行動できない」と話される時は、ご両親との関わりのお話が多いのです。そこでご両親とのインナーチャイルドカウンセリングを行いました。
3、両親とのインナーチャイルドカウンセリング
マントラヒーリングはひらがな50音、フラワーエッセンスは父・母に関係するエッセンスをそれぞれ使いました。そして「フラワーエッセンス瞑想」を行いました。エッセンスが今日必要な「インナーチャイルド」を呼び出してくれます。花の精霊が守護してくれているのを感じながらインナーチャイルドカウンセリングを行いました。
公務員であったお父様と衣料のお店の販売員だったお母さんのご夫婦は、お母さんが感情的で自分の感情をコントロールできずに家族にぶつけてしまうことがよくありました。お父さんは頑固で自分を変えられず、どこかで責任逃れをしてしまうことがありました。「家族問題」は見たくないという感じで、家族に背を向けて生きるような姿勢をいつもとっていたのです。
4、お父さんとのインナーチャイルド
フラワーエッセンス瞑想で友美さんはこんな感覚に囚われていきました。そして見えてきたのはお父さんのこんな表情です。
「硬いものにとらわれて息苦しくなった、苦しいものにすっぽり入った感覚。息が苦しい感じ。重い荷物を持っているようで動きが鈍くなるような感覚。父親の寂しそうな背中。人を責める感じ。自分はかわいそうな人だ。」
お父さんが「ご家族の中」でどんなふうに感じ、どんな気持ちで生きていたのか、友美さんはお父さんのエネルギーとシンクロすることで、「お父さんを正しく感じることができたのです。フラワーエッセンス瞑想の力です。
「動きが鈍くなる」ように生きることで「家族問題」からなんとか目を背けていたお父さんの生き方が友美さんにシンクロをしていました。何かを行動しようと友美さんが思うたびにお父さんの「動きが鈍くなる」というインナーチャイルドが友美さんの行動に制限をかけていたのです。
5、お母さんとのインナーチャイルド
感情的なお母さんとの関係の記憶はたくさん友美さんの中に残されていました。体罰もあり、それがひどくて「自殺」まで考えたという友美さん。死のうと思って屋上に登った時に「こうすればいつでも死ねる」と思い、「それをバネにして生きてきた」と、苦しそうに話してくれました。
インナーチャイルドカウンセリングは、過去の記憶に光を当ててくれます。友美さんは「フラワーエッセンス瞑想」を通してお母さんをありのまま見ることができました。
「感情的な母は弱い人でもあった。上手に自分の気持ちがコントロールできなくて、どうしていいかわからなくなっていた。社会のなかで生きづらさを抱えて生きていた。」これは友美さんからお母さんへの共感です。
そしてずっと否定していたお母さんと「幼稚園の頃、手をつないで買い物に行ったこと」を思い出しました。友美さんはお母さんに甘えることもできた時間があった「ポジティブなインナーチャイルド」を思い出してくれました。
お母さんの混乱した「どうしていいかわからない気持ちや弱さ」が友美さんに浮かび上がってくる時、友美さんは「踏み出せない、なぜか行動できない」自分になっていたのです。お母さんとシンクロしてしまっている感情です。
6、友美さんの気づき
お父さんとお母さんとのインナーチャイルドを思い出した友美さんが気づいたことはありのままの自分自身でした。
・わたしには居場所がなかった。今もない。
・安心できる場所が今もない。
・「私」が不在の42年間
「私を探していかなくてはいけないと思いました。私の居場所がどこにあって、私らしく生きるにはどうしていけばいいかを考えなくてはと思います。」友美さんは「自分らしい世界」を家族以外に作ろうとされています。
・好きなロミロミマッサージを勉強する
・ハワイについて興味や関心を深める
・フラを習う、歌う、ウクレレを習う
友美さんは「踏み出せない私」「なぜか行動できない私」をご両親とのインナーチャイルドカウンセリングで見つけてくださいました。ここまでお気持ちの整理ができると、これからの「自分らしい人生設計」ができます。
7、インナーチャイルドがなぜ生まれるの?
インナーチャイルドは誰にでもあります。病気ではありません。両親は完璧な存在ではありません。また時代の影響を受けます。今、70代、80代の方に「毒親タイプ」が多いのは2つの理由が考えられます。
1、 第二次世界大戦の影響 子供時代に戦争だった、または戦後の混乱の中で育った。
2、 70代、80代世代の親の世代は、女性は「行儀作法」を母親から学んだけれども、「心の収め方」は学んでいない。男性は「父権主義」は学んだけれども「家族への愛情表現」は学んでいない。「心」について自由に考えたり、思ったりするようになったのは1960年代ぐらい以降のことであることを知っておいてください。
マントラの力、フラワーエッセンスの力、ナラティブセラピーの力を使うことで、ここまで深い「インナーチャイルドカウンセリング」ができることを知ってください。誰でもこの方法を学んでいただければ、複雑な「家族問題」を解いていくことができます。
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