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ココロもカラダも「ほっこり」
韓国の友人は、大の日本好き、大のおでん好きです。彼女が大好きな日本語、それは「ほっこり」です。この言葉は彼女にとって、おでんを心からリスペクトしていることにほかなりません。
おでんの起源は江戸時代の「関東煮」までさかのぼります。関東煮とは、魚のすり身や豆腐、野菜などの具材を甘辛い醤油ベースの汁で煮込んだもの。手頃で栄養価の高い食事として、庶民から愛されていたそうです。
彼女にとっての「ほっこり」とは、具材の持ち味と出汁のうま味が絡み合って醸し出すおでんのように、やさしい後味による心地よさを意味するのでしょう。
そんなおでんには、日本酒がよく合います。しかし、シャンパーニュも勝るとも劣りません。なかでも、おでんに「アヤラ」はわたしのお気に入り。アヤラのシャンパーニュは、白もロゼもまるみを帯びたミネラル感が特徴です。それはまるでゆっくりと時間をかけて形成された〝やわらかさ〟を感じさせ、おだやかな余韻が長く続きます。このおだやかさが、薄味の汁で煮込んだおでんの心地さに通じるのです。
冬の寒い時期、日本を訪れた際には、ぜひおでんとシャンパーニュの〝おでシャン〟を。ココロもカラダも「ほっこり」させてくれる至福のひとときは、きっとあなたもやみつきになるはずです🥂✨
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