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黄さんで振り返るバチェラー4感想*色々気になるけど結局は最強のエンタメとなったシーズン4

 

※バチェラー4ネタバレ感想です。



バチェラー4、終わってしまったー!

匂わせに始まり、様々な修羅場を巻き起こし娯楽をもたらしてくれていたバチェラー4が遂に終わってしまいました。
寂しい〜!

1年に1回じゃ足りないよ〜


 
今回のバチェラーは、バチェラーである黄さんが
・参加者を経験
・出身が外国
シーズン3と違ってバリバリのビジネスマン
シーズン2もびっくりのチャラさMAX
という今までになかった要素が多々あったことから、今までのシーズンとはまた一味違った見応えのあるものになりました。


掟破りの口チュー、お泊まり、修羅場、自主リタイア。
素敵な女性陣とまた更に素敵なご家族…

 
結論から言うと、私はバチェラー4が好きです。とても楽しかった!
黄さんのおかげで番組が面白くなってた。
バチェラーとして相応しい人材でもあった、と私は思ってる。
 

けど……黄さんに対してはちょっとモヤっているところがある。
そういう感じです。
今回は、黄さんに焦点を当ててバチェラー4の振り返りをし、そのモヤっとの正体を見ていけたらなと思います。
 


とにかく話上手な黄さん。バチェラーらしい

まず初めに黄さんに抱いた印象。

めっちゃコミュニケーション能力が高い!
話も聞けるし、相槌も打てる。

そして何より、「それっぽく」話すのがめちゃくちゃ上手い。

 
・茉萌ちゃんの「中野さんとチューしたの?」には「人との思い出を話すなんて野暮じゃない?」

・休井ちゃんの「私好きって言われてない」には「好きじゃなかったらここまで来ないよ」

・みんなからの「何故チューしたのか」には「その人とデートをしてる時はその人に向き合った結果」 

バチェラー4屈指の名シーン

 

いやこれ、よくパッと出ますよね!笑
「詐欺師とか向いてそう」って散々言われてそうですが、私も言っておきます。向いてます。
これ母国語じゃないのに習得できているの本当に凄いよね。

日本語学習のどこの過程で学ぶんだよ

 
これらを叩いている方ちょっと見ましたが……
逆にこれができないバチェラーは友永さんみたいになるんですけど、それでいいんですか?

「正直に言おうと思って」「嘘はアカン」っていう立ち振る舞い、バチェラーとしては不器用すぎる。

バチェラーのような「モテ男」として振る舞う立場の人間は、これぐらい余裕を持ってできないと魅力的じゃないし、参加してる女の子たちにも余裕のなさが伝わってしまうと思う。
 


あとこれらの黄さんの言動を「クズ男が言うやつだ!」と食い気味に言う方をTwitterとかでちょいちょい見たのですが、私もそれはその通りだと思います。

クズ男が言うやつです!!

騙されるな……明日は我が身……

 


コミュニケーション能力はあるけど、あるけど……

 
黄さんはコミュ力が高い。喋りが上手い。その場がシーンとなることはない。これは間違いないです。
 

だがしかし、1人1人のパーソナリティを掘るコミュニケーションが全然なかった。

バチェラー4を振り返ってみれば「(男女のコミュニケ―ションとして)良い空気だったな」とは思いますが、じゃあ「どんな会話をしてきたか」とか「この女の子は何をしてきたのか」とかって、何だかあんまり思い出せない……

中野さんや茉萌ちゃんが自分の過去のことを自発的に語ったくらい……では?



恋愛の価値観のお話についてはたくさん出ていましたが、職業の話とかその子の人間性の話とかはあんまりしていなかった印象です。


基本的に話していた内容としては、恋愛の価値観が黄さんと合うのか。
そして、黄さんを愛してくれるのかどうかだった印象です。
 



自分は言わないのに他人を探りまくる黄さん

やっぱり人から愛されたい!!
例え自分は好きでいなくても、無償に愛してくれる人がいい!!!

大体の人間そうです。
そうだよ!そう!でもね!
こうやって露骨なものを見せられると、何だか悲しくなってくるよね……


 
・自分は「好き」って言わないのに、「何を考えてるか分からない」と言って探る。

・自分は「世界中が敵になっても味方してくれる?」と聞くのに「たくさん愛して『あげる』」という何から目線。

普通に物議

 
黄さんは、常に「俺と価値観が一緒か?」「好きになってくれるか?」を探っています。
 

まあ言ってしまえば、恋愛は基本そうやって過程を踏んでいきますけど。
「この人は自分に興味があるのか」「価値観は相違していないか」というのを見極めて、付き合うなり結婚するなりしますけど。
それは男だけじゃなく、女もそうですよね。
 

でもその恋愛の基本である過程が、何故黄さんに対しては違和感を感じるかっていうと、それが中心になっていること、さらに言葉に出して試しちゃうところだと思います。

「愛すること」を発信するなんてもってのほか、「いかに俺についてこれるか?」というフォーカスがあまりに強いんだと思いました。
 

「好きか?嫌いか?」「家族が好きか?上手くいってるのか?」「外国人で大丈夫か?」「子どもは欲しいか?いつ欲しいのか?」

次々と繰り出されるのは最早攻撃!

もちろん結婚するにあたって絶ッッッ対に確かめてないといけないことですよ!聞くことが間違いではない。

でも、黄さんは相手に求めるのに「自分はどうする」「自分はこう」とはあんまり語らないんです。
そこが何かずるいなーって!
だからちょっと違和感を感じているんだと思います。
 
 
 


とりあえず諒子さん強すぎた

 休井ちゃんと諒子さんは、どちらも「愛してくれる人」でした。
さっしーが「休井ちゃんというトキメキ」と言っていたけれど、どちらもどっちかと言えば「愛してくれる人」だったと私は思う。

今までの「トキメキ枠」である1の愛ちゃん、2の那奈子ちゃん、3の恵ちゃんに比べたらね?

休井ちゃんの何が悪くて落ちたというよりかは、諒子さんがあまりにも誠実でまっすぐで、より好意や愛を言葉に出しつつも着実に関係を進めていたからだと思います。

視聴者層から見て休井ちゃんもまあまあ人気がありましたが、とにかく諒子さん素敵!!となってる人が多かった印象です。

諒子さん、なんて嫌味のない可愛さなんだ

 
親御さんの苦労エピソードで涙する諒子さん、ご家族に会うために中国語を覚えてきた諒子さん……本当に相手のことを思いやってないとできない。


諒子さんのご家族、特にお父様の言葉がバズっていましたね。「何かして欲しいとは思わない。自分がしたいからする。幸せだから」……


こうやって口に出してくれる人がどれだけいるかって話ですよ!

そしてそんな環境で育ったのであろう諒子さん!なあ!!すげえよ!!
 
 

 


責任転嫁、試しと探り……結局は自信がないのだ

 
でもさ、もうさ……みんな思ってるだろうけど言おう!
 
あの……
 

黄さん自信なさすぎだよね!!

バチェロレッテでもたびたび言っていましたけども


バチェロレッテでは、それが魅力的な一面になってた。
バチェラーではそれが悪い方向に向いてしまったと思う。

 
正直さっきあげた「試し」や「好きになってくれるか」は、恋愛において外せない過程ですので、ここで自信があるかないかはあまり関係ないと思いますが……
 
私が特に「自信ねーなコイツ」と思ったのは、ローズと杉ちゃんが黄さんに会いに来るシーン!

まさかの激アツ展開!だったが……


黄さんは、「バチェロレッテの反省を生かしてローズみたいに積極的なアピールをした」と言ってましたけど……「ローズさんの受け売りだから俺に責任はない」という風にも聞こえる。

「杉ちゃんみたいに向き合って」とも言ってましたけど……「杉ちゃんの受け売りだから『キスをするのは1人1人に向き合ってるから論』になった」という風にも聞こえる。

 

最後の最後で、急に「この考えは元々俺のものではありません」的なニュアンスを出してきたのはビックリしました。
 

いや、ローズさんは積極的だったけどチューしてねえから!!!!!!

杉ちゃんは「女の子」じゃなくて「萌子さん」に対してだから!!!!!!!!!

 


それまで「黄さん、理由付けうまいな」だったのに……

個人的にローズさんも杉ちゃんも好きなので、責任転嫁みたいなことをされて何かちょっとムッとしたというか、「逃げたなあ」と思いました。

責任を負いたくないのは分かりますよ、怖いもの。
けどそんな露骨に出されると……この場はバチェラーなんで……そういうのはちょっと……
 

そういうつもりではないのかもしれないけど、
ちょっと感じてしまったよね


でも、ローズさんと杉ちゃんが出てきたときは本当に凄く嬉しかった!
Youtubeでも「どっかで出てきて欲しい」ってコメントあったもんね。
 

ローズさんはキス祭りしてた黄さんに対して「それで傷ついた女の子はいなかったの?」と真っ先に他の子の心配をするし、スギちゃんはずっと黄さんの目を見て真剣に話を聞いて……
萌子さんがこの2人を最後の3人まで残したことがすげえなって思いました。マジで。
 
 


Twitterでイキリオタクみたいになることがある黄さん

黄さんのTwitterは見たことありますか?w

基本普通の、リアルが充実していたりユーモアに溢れているTwitterなんですが、たまに急に煽りや強い言葉を使うんですよね……

全然自信のない人が、強い言葉や煽り、自虐などを使って「自信がある人がやりそうなこと」みたいなことをやっているんですけど、見てるとちょっと辛いです。


これ「自信があることが1番良いと思ってる自信武装した自信がない人」しかやらないやつなんですよ。
ずっと10年以上Twitter芸人やってるので分かります。

何だよ10年以上のTwitter芸人って 恥だよ




でも結局楽しめたよね。楽しかったよ!

 
ここまで散々言いましたが、私にとってバチェラー4はかなり好きなシーズンとなりました。
2の次に好き!

女性陣がみんな魅力的だったことはもちろん、やはり黄さんも流石黄さん。
コミュニケーション能力が高いこと、色々な修羅場を起こしてくれたこと、凄く気遣いができること、そしてちゃんと言葉に出して振っていたこと。

1話の「後悔は必ず生まれるので、後悔がないようにといったことは言えません」という気遣い。
整合性を付けてくれる気遣いは、やはり経験者ならではの立ち回りだよね。

参加者経験があるバチェラーなんてもう出てこんでしょうからね

 


言葉に出してしっかり振ることは、今までのバチェラーでみんな何となく避けてきたことな気がします。

「悪いところはないけど、惹かれない」「初めてを奪っていく覚悟はない」「もっと好きな人がいるから」「もっと大切にしたい人がいるから」

残酷ですけど、事実なんだよなぁ。
「釣り合わないから」「彼女にはもっといい人がいると思うから」という振り方は、相手をたてるように見せかけつつ自分の好感度を下げないようにする姑息な手ですよ。

正直前回のバチェラーがぐだぐだで、あまりいいコミュニケーションも見ることが出来なかったので綺麗に終わって良かったな~って思ってます。
 

3も間違いなくエンタメとして最高峰でしたけどね!



ちなみに、私の応援していた清水香澄ちゃん、青山明香里ちゃんが落ちてしまった後は諒子さんを応援していました。
過酷な環境下で自分を全く見失わなかった諒子さん、最強でした!おめでとう~!!



 あと、結局匂わせって何だったんですか?笑 


私はのんちゃんが落ちた時、みんなが「匂わせじゃなくて良かった♡」って言ってるんだと思ったら全然そんなことなくてビビりました。「紛らわしいことしないで」って怒ってる人多い。笑っちゃった。

でもこれ見た時は確定だなと思ってしまったよね
(一応説明すると黄さんもこの展覧会行ってて、目やスマホに写る服が一緒ぽいというやつでした。他にも諸々)




いいじゃん!答え合わせじゃなくなって!
結局うちらが考えすぎだったってことでしょ!
 


 
……でも黄さん、昔の投稿にいいねをしたらアカン!!!どうしても見たいなら保存とかしろ!!!!

純粋にクソ好みだったってことでいい?それともこれも計算……?



 


終わるなバチェラー 最高の娯楽

 
今回のバチェラーは本当に可愛くて素敵な女性陣がたくさんいらして、修羅場も起き、ハプニングもあり、めちゃくちゃ盛り上がったなという印象です。

最後に選ばれた諒子さんも、本当に素敵な女性でした。正直シーズン3の終わりがあんな感じだったんで綺麗に収まって本当に良かったです。
 
 
この後のシーズン5のことを既にMC陣が気にしていましたけど、私も今の時点で凄く楽しみ!早くやってくれ!!
参加経験者要素、口チュー、リタイアありに続くとなるとかなりハードルは高くなりそうですけどね。

あとやっぱりMCはこの3人がいいな。ちょっぴり毒がありつつも様々な男女の目線に立てる3人なので、このままこの3人で、何ならバチェロレッテもこの3人がいいです。

一生やって欲しい 

 

次のシーズンも待ってるぞ!!

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