Lilith〜リリス
神話から感性で読むシリーズ
女神のパワーオラクルカード
あなたは今の環境に満足していますか?
あなたは人からの自分に対しての扱いに満足していますか?
あなたは今の立ち位置に満足していますか?
望まない環境
望まない扱い
望まない立ち位置
望まない現実
リリスは誰にでも人生を変える力が備わっている
勇気を出して自分の心の声に耳を傾けて欲しいと伝えています。
今あることに、もちろん感謝は必要です。
自由には責任が伴いますし 一度船出したなら良い時ばかりではないでしょう。
それでもチャレンジした者にだけしか味わえない栄光と清々しさ
あなたは もっと羽ばたいていい
もっと自分に誇りをもっていい
もっとチャレンジしていい
自分には出来ないと限界を設けているのは あなた自身なのです。
時代は変わりゆく
あなたは風の時代に相応しく
誰もが自分らしく社会参加出来る時代
我慢して嫌な環境に自らが縛られる必要などないのです。
*本日のカードはLilith 占星術上では
エゴを表したり凶作用として扱われることが多い 感受点ダークムーンリリスともいう。
リリスは天地創造の際にアダムと同事に神によって創造された女性であり、その意味では男性と対等な存在である。
また、リリスが楽園を出たのはアダムと対等に扱われなかったことへの不満によるものと解釈されることがある。
その解釈においてリリスは「男女平等が叶わないと知って自立の道を選んだ」キャラクターである。こうした点を踏まえてリリスはフェミニズムのシンボルとして扱われることがある。
*ここからはよもやま的な話し
私事ですが占星術でシナストリーと言って二方の生まれた瞬間のホロスコープ(ネイタル)にリリスが重なり合う相性の人2人と割りと長期的な交際をしました。
2人との長い交際(それぞれ別の時期)の中で楽しいこと良き思い出ばかりなので私は凶作用よりも 私的には女性が自立的にならざる得なかったのは事実でした。
*神話的背景
リリス」とは、古代ユダヤの伝承に登場する、女性の姿をした悪魔もしくは悪霊の名前である。一説によれば、天地創造の際にアダムと共に土から創造され、アダムの最初の妻となった(もしくは、妻となる筈であった)が、神を呪い、楽園を飛び出して、魔女となったとされる。ただし、これは後世の解釈である。
リリスは、そもそもは古代メソポタミアの伝承に登場する悪霊的な存在とされる。これがユダヤ教に伝わり取り入れられたと考えられている。
旧約聖書の「創世記」第1章では、いわゆる「天地創造」の様子が描かれるが、そこでは創造主たる神が人間を「男と女とに創造された」と記述されている。これが第2章の「アダムの肋骨からイブがつくられた」という記述と食い違う。「リリス」は、この矛盾を埋める存在と位置づけられたわけである。
とはいえ、「創世記」に「リリス」の名が登場するわけではない。聖書(旧約聖書)では、預言書「イザヤ書」に「リリス」の名に言及している箇所があるのみである。もっとも、翻訳次第で「リリス(Lilith)」の名は登場したりしなかったりする。
「詳訳聖書(Amplified Bible)」と呼ばれる英語訳聖書では「Lilith (night demon)」という記述が登場する。つまりリリスは「夜の魔女」として言及されている。
リリスは天地創造の際にアダムと同事に神によって創造された女性であり、その意味では男性と対等な存在である。また、リリスが楽園を出たのはアダムと対等に扱われなかったことへの不満によるものと解釈されることがあり、その解釈においてリリスは「男女平等が叶わないと知って自立の道を選んだ」キャラクターである。こうした点を踏まえてリリスはフェミニズムのシンボルとして扱われることがある。
「リリン」とは
「リリン」とは、リリスの子孫である女性の魔物、あるいは、リリスを含む女性の魔物の総称である。中東の神話や伝説においては、邪悪な力を持つ存在として描かれることが多い。
今日のファンタジー系創作(とりわけ日本における西洋風ファンタジー作品)に登場する「リリン」は、悪魔的な力を持つ女性型のモンスターであったり、妖艶で美しい女性型の悪魔や魔女であったりする。作品によっては、魔法力を持ち邪悪な力を行使する小型の悪魔だったり、時には魔界を統べる女王だったりする。他方、作品によっては、リリンは人間よりも小柄で、耳や翼に特徴のある、美しく善良なキャラクターとして描かれることもある。
「リリス」の語源・由来
「リリス」という言葉の語源や由来には、複数の説がある。たとえば、古代メソポタミア神話に登場する女神「リリトゥ」が、この言葉の由来ではないかとされる説がある。リリトゥは、空と大地をつなぐ神聖な木の下に宿る鳥の女神であり、性愛・誘惑・出産・疫病などの女性的な領域を司るとされている。
また、「リリス」という言葉は、ラテン語の「lilium(ユリ)」に由来するという説もある。ユリは高貴さや純粋さを象徴する花として知られ、女性性の象徴として扱われることが多々ある。
(2023年4月17日更新)
リリス
「リリス」とはアダムとともに土から作られアダムの最初の妻とも言われており、ユダヤの伝承においては男を憎んで害する女性の悪霊のことを意味する表現。
「リリス」とは・「リリス」の詳しい解説
旧約聖書「イザヤ書」の34章14節では、妖怪や動物の一種として「夜の魔女」と言及されているが、聖書「創世記」1章27節の伝承の解釈によればリリスはアダムの最初の妻とされている。ヘブライ語でリリトと表記されることもある。イブがアダムと結ばれたことでリリスは男性を憎み、アダムと別れた後も悪霊(ヘブライ語でリリン)を生み出し続けたとされている。
古くはバビロニア(現代のイラク南部を領域とした世界最古の文明の発祥地。古代においてはさらにシュメール地方とアッカド地方に大別)からリリスの名は登場する。ユダヤ教典「タルムード」によれば、リリスはアダムと同時に神より土から作られ、アダムの妻として生活していた。しかしアダムとの生活への不満や、男性であるアダムが自分よりも上位である事に耐えられず、リリスからアダムの元を去ったとされている。
神により3体の天使が遣わされたもののアダムとリリスの関係は修復されず、アダムはイブと結ばれた。神は、アダムの元を去ったリリスに対し、毎日大勢の子供を産み続け、そのうちの100人を毎日失う罰を与えた。ショックを受けたリリスは紅海沿岸で自ら生命を断ったが、遣わされた3体の天使により哀れみを受けリリスは蘇った。さらに今後生まれてくる子供の運命を(男児であれば8日間、女児であれば20日間、私生児であれば一生)自由に左右出来る力を天使たちより与えられた。天使たちはリリスの気まぐれから子供たちを守るため、彼女の力を免れる事が出来るように、自分たち3人の名前(セノイ、サマンゲロフ、サンセノイ)を書いた護符を人間たちに授けたとされている。
リリスはその後、悪魔との間に大量の悪霊を生み出したとされている。アダムとイブとその子供たちへ苦しみを与えるためとも言われているが、その後リリス自身も結婚を妨げたり子供を殺す悪魔に変貌したと言われている。リリスの子供であるリリンとリリスは、しばしば混同されるが、リリンは男性をたぶらかし血や精気を吸い取ったり、子供を流産させたり、子供をさらって食べたとされている。このような説からリリスは「夜の女王」であったり、「悪魔の母」と呼ばれる。13世紀のカバラ文書の中では悪霊の君主サマエルの伴侶となった説もある(一説ではこのサマエルとの子がリリンとされている)。
キリスト教の文化圏では19世紀以降文芸作品のセリフや題材として登場するようになる(ゲーテの「ファウスト」、ロセッティの「レディ・リリス」など)。現代では「男性からの支配や社会からの抑圧からの解放」を訴える女性解放運動の象徴ともされており、その思想に共感する人々により肯定的に再評価されるようになったと言われている。
また西洋占星術によるリリスは実在する小惑星の一つ、他には月の遠地点(月の軌道上で、地球から最も遠い地点。別名ブラック・ムーン)、地球のもう一つの衛星、といったそれぞれ異なる事柄として使用されている。