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太宰府天満宮
今年のお正月2日に太宰府天満宮にお参りに行きました。
今まで数回太宰府天満宮に行きましたが、お正月に行くのは初めてです。
参拝客が多いだろうなと思い、早めの出発でした。
西鉄電車で太宰府駅に到着。久しぶりに乗った西鉄電車に懐かしさが一杯です。
父と一緒に並んで電車に乗ったことを思い出しました。
人の流れに続いて、参道を歩いて行きます。
参道の周りには、お土産屋さんがたくさん。そうそう、私の好きな梅が枝餅も売っています。今では、博多駅や空港でも売っていますが、太宰府で食べる梅が枝餅は特別です。
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天気が良くて、青空が広がっています。
延寿王院前の御神牛像の前には、御神牛像の頭をなでようとする人の列が長く続いています。
なんでも、頭をなでると知恵を授かるとされているようです。
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太鼓橋を渡ります。
太鼓橋は、過去・現在・未来という仏教思想に基づく三世一念を表すそうです。
この橋を渡ることによって三世の邪念を払い心身ともに清めるそうです。
この橋を渡っていると水の音が聞こえてきます。心が洗われるようです。
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「手水舎(ちょうずや)」は一枚岩でできています。
この岩に何が刻まれていたのかわからなかったのですが、後でそれが亀であることがわかりました。
中央に刻まれた神亀(じんき)は、徐災延齢を意味し、この手水舎の建立は昭和9年(1934)で、博多の豪商、石田清氏が奉納したものだそうです。
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楼門を通って仮御殿へ進みお参りしました。
仮御殿について何の知識もないまま行ったのですが、お参りに行った後の宝物殿で説明を読むことが出来ました。
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宝物殿には、道真公由来の宝物が展示してあります。
そこで、見た御神牛が印象的でした。
また、展示されている絵巻が、源氏物語の書かれた平安時代を思い起させられました。
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宝物殿では、仮御殿についての企画展が行われていました。
仮御殿は、約3年間という御本殿大改修期間に限り、御神霊(おみたま)が御本殿からお遷りになる場所として、建築家・藤本壮介氏の設計で、御本殿前に特別に建てられたそうです。
建築家の方についてのご紹介、仮御殿の模型等が展示されていました。
本殿の改修後は、仮御殿に植えてあった木々は、天神の杜へ植え替えられるそうです。
生き物に対する優しさを感じました。
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太宰府天満宮のお参りの後、竈門神社へ行きました。
当初、距離があるからとバスで行く予定でしたが、乗り場がよくわからず、結局、太宰府天満宮にあった案内板をもとに、歩いて行きました。
途中でトンネルがあり、ちょっとした冒険気分でした。
トンネルの後に神社かと思いきや、それから、延々と歩いて行くことになりました。
途中の道では、たわわにオレンジ色の実を付けた木を見つけました。
神社まで長い距離でした。
青い空と、久しぶりに見る山々、そして、澄んだ空気。癒しの時間でした。
竈門神社の石の階段を上りながら、日本のお正月はいいなと思いました。
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ここまで読み進んで頂き、誠にありがとうございます。
私なりの目線で捉えた動画です。ぜひ動画をお楽しみください。