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新しい人生に慣れようと必死だった


大切な人を亡くした時、悲しみはもちろんあるけど
その悲しみを埋めるために、早くこれが日常なんだって
自分に思いこませたかった。
躍起になって、あの人のいない世界に慣れようとしていた。


時は流れる。
私は薄情に思うくらい、日常をこなしたし
仕事にも行った。
でも。

疲れちゃったよ。

ああ、私は無理してたんだな。
と、やっと認めることができた。
そして、私は本当に1人になったんだってことも認めることができた。


あの人ならこんな時こう言うであろう会話を
一人二役で想像すると今でもやっぱり涙がでるけど
それでもね、私はあなたのいない世界を生きています。

人生の儚さも知った。

そうだよ、もう誰に忖度がいるのさ。
自分の人生、自分の好きに生きていこう。

ありがとう。



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