アーユルヴェーダからみる白湯活!!
さて、みなさんは起床後は何をしますか?歯を磨く・朝シャン、先ずは子供のことから・・・・・色々なパターンがありそうです。食事に関しても、朝は時間に追われ、朝食を摂らない方・会社に着いてから食べる方もいると思います。日々忙しい中、健康的な食生活や習慣を付けるのは簡単ではなく、後回しになりがちですよね。
しかし、そのままでは身体の疲れが抜けない、なんとなく胃の疲れを感じる時もあるのではないでしょうか?よくあるのが、夏バテ。夏の暑い時期は、冷たい飲み物や食事を摂取する機会が多く、またクーラーなどで身体を冷やし続ける毎日。更に、運動不足で血流が悪く脚がダルイ・・・・・ということもあったり。
そんな疲れ切ったアナタには「白湯活」がオススメ!
意外と知られていない内臓の温度。平熱すら把握していない方も多いのではないでしょうか?実は、内臓は体表面温度より1~2℃高く、37.2~38℃が理想とされています。温度が下がると、寒さで動きが鈍くなり本来の力を発揮できなくなります。つまり、消化不良や浮腫みなどの循環系に影響が出てきます。臓器を適温に保つ事は、消化・吸入の活性化をはじめ、循環系の改善により平熱の維持にもなります。ダイエット中によくある落とし穴を例でみていきましょう。
朝食によくあるパターン)①生野菜サラダ・トースト・コーヒー②フルーツグラノーラ・冷たい牛乳③スムージー飲料④スタバなどのアイスコーヒーやフラペチーノ
特に①は健康的な食事といえますよね。しかし、①~④の食事はすべて「身体を冷やす」という点では共通しています。ダイエット中で、生野菜を食べる事が多い場合や、時間がない時だけでなく間食などでもお手軽な冷たい飲料を飲む習慣がある方は、内臓の働きを悪くする食習慣といえます。そうなると、内臓系が本来の力を発揮できず、代謝や身体の循環が落ちやすくなります。
もう一点の共通点は、消化・吸収される際に発生する代謝エネルギーも低くなりやすい食事となります。タンパク質・脂質・炭水化物はそれぞれ消化・吸入の過程で熱を発生させます。ヘルシーな食事やスムージーは、1回の摂取カロリーは抑えられますが、代謝や熱を維持する視点からみると損をしていると言えます。
〜アーユルヴェーダ〜
アーユルヴェーダの基本はヴァータ・ピッタ・カパという三性質で、一日4時間ごとのサイクルとして考えられています。
注目は朝のカパの時間帯!デトックスの時で、スッキリする事が大切です。朝のシャワー、歯磨きをしたり、排便もこの時間帯にあるのがベストです。何故、この考えから白湯生活が考えされたかというと、カパの性質である水を沸騰させることでピッタの性質が加わります。そのため、アーマ(毒素)を排出する効果が持てるという事から白湯が良いとされています。
【方法】
起床後~朝食前に「白湯を飲む」!!沸騰した白湯を飲む→5分~30分後に朝食を摂取する(苦手な方はレモンやはちみつ数滴、生姜をいれる)※砂糖・甘味料はNG。お茶・紅茶・コーヒーなどのカフェイン飲料は朝食時に摂取可能ですが、白湯の代わりにはなりません。
《メリット》
①代謝をあげる ②内臓の活性化 ③水分補給 ④お通じ改善
起床後に御手洗いに行きますよね。利尿作用のあるカフェインから飲むことは、胃へ刺激になるだけでなく利尿により水分枯渇状態を作り出します。白湯を飲むことで水分補給にもなり、また、内臓を目覚まさせる事ができます。それにより、お通じ改善にもつながります。
☆酵素ドリンクを飲んでいる場合:白湯→酵素ドリンク→朝食の流れで摂取がお勧めです。
朝以外でも、昼・夕食時に温かいお茶や温かい料理を食べたり、日中の水分補給も冷たい飲料を避ける事で、常に内臓を適温に保ち活性化させる事は、消化・吸収の能力を向上させるのに有効です。
これを読んでくれた方は、明日から「白湯活」実践あるのみ!