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2023年2月【食べて滑って恋をして】

こんにちは、Mariです。早いもので3月になって半月が経とうとしています。2月の最終週から今日まで中々時間とWiFi環境の両方が整うことがなく、やっと更新にいたりました。

それでは、2023年2月の1ヶ月の振り返りをしていきたいと思います。

1月の記事はこちら↓

1.2月の全体像


11月の終わりから始まったスキー場での仕事も、2月末までの契約だったので今月で終わりとなった。プライベートでは休みの日に同僚と出かけたりした。

仕事では地味で平凡な日々が続いていたが、プライベートではナイターでスノボをしたり、友人と夕飯を食べたり、休みの日に遠出したりといった楽しい日々を過ごした。

詳しく項目別に振り返っていく。


2.仕事


スキー場の中でも様々な仕事があるが、私がいたのはお客さんと対面で接する職種だった。年末年始の繁忙期、1月末のChinese New Yearを終えて2月は閑散としており、日によってはお客さんがほとんど来ずに、早上がりする日々も増えていった。

私がいた職場は昭和チックな社風で、あまり風通しのよい職場ではなかったので、暇な時間も暇じゃないようにしなきゃいけない空気があり、それが息苦しかった。だから、早上がりして滑りに行ったり、寮に戻って寝ることができたのはむしろありがたかった。

晴れた日の通勤風景(バス)

元々は契約の延長も考えていたのだけど、結果的に予定通り2月末で契約が終えられてよかったと思っている。正直誰にでもできる仕事であったし、上司もあまり好きではなかった。また、仕事をして特に感謝されることもなく、お客さんに感謝されることはあっても会社からは「それが当たり前でしょ」という態度で、長く働きたいとは思わなかった。

それでも、ここの前の職場のホテルフロントほど忙しいわけでもなく、座りながらまったり仕事できたのは悪くはなかったと思う。


3.レジャー


写真はイメージ

2月は、2連休を2回もらったのでスキー場から出て市街地へ繰り出した。(基本的に5連勤・1休のようなシフトだったため、2連休はもらえて月1回程度)

まずは、さっぽろ雪まつり。


これは正直、思ったほどはよくなかった。コロナ前はもっとすごかったのかな?初参戦なのでよく分からないが、雪や氷の彫刻が置いてあるだけで、展示を楽しむだけだった。週末だったらライブだったり色々と催しがあるみたいだが、平日に参加したので夜を除いて特に特別な楽しみはなかった。


すすきの会場の氷の彫刻

また、大通り会場の雪の像たちよりも、すすきの会場の氷の彫刻の方が個人的には好きだった。あとは、私の場合一緒に行った人間があまり祭りを積極的に楽しむタイプじゃなかったので、そこでもテンションが下がった。

バレンタイン前後には、小樽の雪あかりの路を楽しんだ。


覚えてないけどマイナス13℃とかだったかも。
防寒はしているもののやはり寒い!!
出店でホットワインを飲んだり、寒くてすぐ屋内に入ってやり過ごした。


翌日は、小樽水族感でペンギンたちを見た。


近距離で観れてめちゃ可愛くて感動した(笑)
小樽周辺はスキー場や観光できる場所も多いためか、アジア人観光客の姿が目立った。

翌週の2連休は、これまた小樽で過ごした。

天狗山からの景色

キレイな景色とは裏腹に、私の心は荒れていた。
3月21日の宇宙元旦を前にか、2月は感情の大掃除が進んだようだ。

一緒にいる人との出来事を通じて、たくさん感情が揺れ動いた。その瞬間は「なんでこんな思いしなきゃいけないの!?」って思ったりしたけど、振り返ってみると、そのお陰で色々な〈つまり〉が’スッキリしたような気がする。


雪に埋まった郵便ポスト


4.スノボ


2月の上旬だったろうか。コロナ後遺症の咳で苦しんでいた私は札幌の呼吸器科を受診し、喘息のような症状が出ていると診断された。処方された薬を服用すると、2週間ほどで咳が消えてくれた。ようやく2ヶ月におよぶコロナとの闘いが終わった。

そうしてめいっぱいスノボに没頭できた。

仕事のあと1~2時間滑って、運動不足と仕事でのストレス発散となった。

あとで集計したら、1ヶ月の間で22回ほど滑ったのだそう。(最終勤務日までに計24回)出だしこそ遅かったものの、シーズンの雪がいい時期にしっかり滑ることができて大満足だ。


5.恋愛

1月から恋愛運はよかったのだけど、2月も引き続きよかった。

バレンタインの時に一緒に出かけた人から好きだと言われ、その前に会った人にも一緒にバレンタインを過ごしたかった、と言われた。


ブイヤベース

嬉しいけど、だからって何か形になるものに発展するかっていったら難しいと思った。なぜならば期間雇用だから、契約期間が終わればお互いバラバラになる。それに、2人とも日本人ではないので、そのうち自分の国へ帰っていく。

過去のワーホリ時代に遠距離も経験しているので、簡単に前のめりになれるほど単純ではない。


ホテルビュッフェ

そんなわけで、一緒の時間を楽しんだものの、お互いこれから会うかどうかも曖昧なままお別れした。

それでも、同じ時を過ごしていい思い出ができたし、2人と会えたことは後悔していない。何事も経験だ。


6.おわりに

スキー場でインターナショナルな環境で仕事がしたいーそう思ってからもう数年になる。当初はニセコで働こうと思って面接も何件かこなし採用連絡ももらっていたが、結局別のスキー場で働くことにした。

結果、そこでしか得られない出会いや経験があったので、きっと導かれていたのだと思う。

楽しいことばかりではなかったけれど、確実にユニークな冬を過ごせてまた経験値が上がった。ずっとやりたいと思っていたスノボにも挑戦できた。


人は、自分自身と向き合う時間と、そして他人と時間を過ごしていくなかで本当の自分を発見していくのだろうと思った。どちらが欠けても自分への理解は深まらないだろう。

ヨーロッパで生まれ育った彼らの目で日本という国を理解すること。
彼らの中の常識のレンズを通じて自分の常識を疑うこと。

苛立ちや悲しみ、もどかしさも全てがいい経験だと今は思える。

ストーリーは3月に続くけど、2月はたくさん滑って、恋をして、美味しいものを食べた1ヶ月だった。

不便な立地に3ヶ月閉じ込められて窮屈な思いもしたけれど、仕事が終わっても友達と交流できたことで孤独を感じることはなかった。その分、自分と向き合う時間が足りなかったとも思う。

だからこそ、今こうして旅をしているのだと思う。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

2023年3月13日
徳島県の宿泊施設より

Mari


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