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【失敗なんか知らないので】

明日の休日をどう過ごすか考えている。
映画を観に行くか、行かないか。

こんなことでイチイチ迷う自分に「あーぁ」と思いながらカードを引いたらこの人だった。

この絵を見た瞬間
「わたし、失敗しないので」と浮かんだが
「失敗なんか知らないので」の方が最終的にしっくりきた。

私はどうして迷うのか?
明日映画に行くことが自分にとって、「成功か失敗か」考えているのだ。「損か得か」の方が分かり易いかもしれない。

私は考える。「明日の休日を楽しく満足に過ごせたら成功だ。嫌な思いはしたくない。」
映画館を調べてみる。
(都心の1番近い映画館はもう予約が取れない。
どうせ都心は混んでいて嫌だから少し遠くても郊外の方がいいか。そういえば明日の天気はどうだろう?)
天気予報を調べてみる。
(雨っぽい。雨の中、遠出か〜。それなら来週にするか?いやでも、来週が晴れるとは限らないし。う〜ん)
とりあえずTOHOシネマの予約サイトを開いて眺める。

とまぁ、こんなことをウダウダとやっていた私に彼は言います。
「考えるよりやってみたら?」
「今あるものを使ってさ。」
目の前に置かれた4つの道具。
コレを使うのです。順番はこうだ。
①ワンド(火・情熱)
②カップ(水・感情)
③ソード(空気・思考)
④ペンタクル(土・体験)

今の私に当てはめてみる…
①あっ!明日、映画を観に行くのいいかも♪と閃いた。
②映画を観に行った自分を思い浮かべ、どこの映画館が良いだろうか?外出ついでに美味しいものを食べて帰ってくるのもいいかもしれない。と想像を膨らませる。
③行き先を決め、映画の時間や交通手段を調べ、具体的な計画を立てる。
④当日、身支度を整えて実際に出かけてゆく。

こう書いてみると、とてもシンプル。
概ね何かを始めようという場面では事の大小に関わらず、この4つの段階があるのではないかと思う。
今回は日常の些細な事だけれど、もっと自分にとってチャレンジングな事を始めようとする時、②③の段階で出来ない理由を探し始める。
それがどんどん大きくなっていった結果、今ここには無い失敗を怖がって「変わらないでいること」を今まで何度選択してきただろうか。

こう書きながら、「失敗」の定義が気になり広辞苑で調べてみた。

「やってみたが、うまくいかないこと」「しそこなうこと」「やりそこない」「しくじり」

なるほど。やってみたいのにやらずにいるならそもそも私は「チャレンジのしそこない」だったのかしら?…なんて思ってみる。

「わたし、失敗なんか知らないので。」
少々つくりものの強気でも、自分に新しい体験をさせてあげよう。そう思ってやっと‘予約完了‘ボタンを押した私である。
(因みに、優しいスピッツ 劇場版を見に行きます。好きなんだなぁ〜♪)

【今日ご紹介したのは】
魔術師サマ。
端正な顔立ちにうっすらと浮かべた余裕の笑み。
「上なるもののごとく、下なるもののごとし」
何がうまれるかはやってみてからのお楽しみ♪

ではまた、次のnoteでお会いしますよ♪
バイバイ。


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