対人ノスタルジア in scotland
異国に来ました。
スコットランド!🏴
来る前は、留学を通して自分が何を感じるのか、どんな風に変わるのか、さっぱり分からない。
その未知を開くことが今回の大きな目的。
ポジティブな感情だけじゃなく、
ネガティブな感情(むしろこっちの方)を感じに来た!
だから、自分が疲れてる時、不機嫌な時、悲しい時、寂しい時こそ、
なんでそんな気持ちになったのか突き詰めたい。
絶対に意味のあることだから
この1週間、新しい街、新しい言語、新しい人達に触れるのに必死で、自分の感情について考える時間が無かった。
何かを感じているんだけど、感じていないようで、消化できていなかった。
先週は、不安よりワクワクだったし、
「思ったよりイケるじゃん!」と前向きな気持ちが大きかった!
だけど!
なんか今週、授業が始まってから
ちょっと気分が沈んでる。
なんでだ!
思ったより早く沢山の友達も出来たし、
寮のフラットメイトともすぐ仲良くなれた。
最近はよくキッチンで皆で喋り過ぎて
「もうこんな時間!」って笑うこともしばしば。
なのにどこかで、
もやもやというか、疲労困憊というか、
どこか不健康な気分があって。
実際、寝起きの身体はだるいし、
夕方になると毎日体調が芳しくない。
すっごく「疲れた」感じがする。
ちょっと考えた。
これはただの疲労ではない、
これは、なにか、この状況でしか得られない感情だと。
自分から色んな場所に行って、色んな人と話すことにチャレンジして、沢山笑ってること故の、その反動というか。
まだ言語化できないけど、やっぱり、
付き合いの長い、心を開いた人達
何も考えずに一緒にいれる人達
がいないのが大きいと思う。
それはこっちに良い人がいないという意味では無くて、むしろ逆で
素晴らしい人達と出会って、
新しい人間関係にわくわくして嬉しくなって、
ハッピーな気持ちに包まれる時がある一方、
その人達に本当に認めてもらえるか
本当の友達になってもらえるか
不確定な状況の中、頭をフル回転させながら笑顔で喋ること。
今言ったことが文化的に失礼じゃなかったか、
今の反応が相応しいものだったか、
もっと自然な会話が出来たのではなかったか、
いつもすこーしの不安が燻っていること。
人と仲良くなるのに言語の壁なんて無いんだ!
やっぱりみんな、こういう時はこう感じるんだ!
こういう感情の時はこういう表現の仕方をするんだ!
と感動する場面もあれば、
やっぱり日本人同士で話す時の方が、圧倒的に、
相互理解が出来ている感覚がある。
安心感がある。
これに気付いてしまった時、
一人でいる時、
日本にいる大切な友達、あるいはこっちにいる日本人の友達にとっても会いたくなるし、
いつでも自分を受け入れてくれて、肯定してくれて、話を聞いてくれるような「究極的に近い存在」が恋しくなる。
だから、
日本にいる友達に意味もなく連絡したくなるし、
いつも相談し合う友達に自分から状況を聞こうとした。
だけど、送信ボタンは押せなかった
だってそれはもしかしたら、というかたぶん
エゴイズムかもしれないから。
こういう状況に身を置くことで、強くなれるのかもしれない。
強くなるぞー!自分!
まあ、なんだかんだいって、こっちの生活は最高です。