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限りなくシンプルなダルゴナ抹茶を作ってみたい。

巷で流行り始めた、牛乳の上にホイップが乗ったようなもの。
「ダルゴナコーヒー」。

いまやぼーっとインスタを見てると目に入ってくる。ブログで作ったことを紹介している人もいる。

てっきり、タピオカの後釜かと思っていたら、
どうやらこれは家で作るものらしいのだ。

「コーヒーが飲めない人でも飲める!」というキャッチコピーに興味を喪失した私は、作る気がさらさらなかった。

だか、どうやら、「ダルゴナ抹茶」が流行り始めているらしいのだ。

抹茶レシピを日々研究している身としては、いよいよ逃げられなくなってきた…。

以前、窒素ガスを使ったムースのような泡の抹茶を飲んだことがある。それは新しい感触で、大変美味しかった。家で作りたいと思った。

抹茶と泡は、やっぱり最強なのだ。
ダルゴナ、作ってみるしかないか…

本家、ダルゴナコーヒーはインスタントコーヒーと砂糖、水を泡立てて牛乳に浮かべるらしい。

だが、ダルゴナ抹茶のレシピをいくつか見てみると、卵白か生クリームが入っている。

卵白入り→メレンゲのってるだけやん!
生クリーム入り→ホイップ浮かんでるだけやん!

はあ。こうだから私はいけない。
やるからには限りなく少ない材料で作ってやりたい。

ということで、抹茶・砂糖・水だけでスタートしてみた。

「ダルゴナコーヒー」の泡がなぜのか、原理はよくわかってない。インスタントコーヒー、砂糖、水のなかにふんわり泡の要素は感じられない。

とりあえず抹茶小さじ1を茶漉しでふるっていれてみる。
そして泡がたちそうなグラニュー糖を、大さじ1。
水を試しに大さじ1足して混ぜる。

正直ハンドミキサーで勢いよく抹茶を混ぜるのは初めてだ。意外とよく溶けることに気づく。
もしかしたらハンドミキサーでも抹茶は点つのかも。
そういえば昔、温泉旅館でウェルカムドリンクとしてでてきた抹茶が、ハンドミキサーを使って片手で点てられているのを見たのを思い出した。バックヤードでならまだしも、カウンターで皿を動かしながら茶碗をほとんど見ずに点てる姿はちょっと悲しかった。

それはともあれ…メレンゲのような泡がたつ気配はない!あれ…やっぱり無理なのかな…?

もうしばらく混ぜたが無理そうなので断念。
冷蔵庫にあった豆乳を足してみた。小さじ2。

おっ、ちょっと気配がでてきた!

抹茶も、豆乳を使った抹茶ラテのことが泡が点ちやすいことがある。

なんか細かい泡ができてきたので、こんなもんだろと、しばらくまぜて終了。ちなみに、ここの写真は撮り忘れた…

さあ盛り付けタイム!

豆乳をたっぷり注ぎ、上に泡立てた抹茶をのせ…

できたー!

バン!おおっ、かなり美味しそう!

泡もふんわりしてますね!


これが横から見たら層になってるはず…♪

あれっ…??

沈んで、混ざっとる……

ダルゴナのキレイな2層になってない…

失敗ということか…

結果、やはり抹茶ダルゴナは何か特別な要素が入ってないとムース状の泡ができないことがわかった。

また気が向いたら卵白でも使って再チャレンジしようかと思う。

けれども…この出来上がった飲み物もかなりおいしい。
濃密な泡の抹茶オレといった感じだ。

これはこれで、ありかもしれない。

ダルゴナ抹茶用の抹茶を探している方、ぜひ当店の抹茶もお試しください!茶葉の甘味たっぷりでおいしい抹茶なのでおすすめです✨

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