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いざ、台南&台湾コンビニ飯の世界-164,540歩/週の台湾旅行⑤-

2024.2.4
台湾旅行5日目。

昨日、今日の分のチケットを取れたので、今度こそ台南へ。8時ごろ台北駅に着いた。乗る前にファミマで買い物。ホットスナックコーナーにあった謎の四角いものを買った。ネットで調べても何かわからなかったもの。

買ったのは下段の左から2番目。

新幹線は少し古くて、席の赤い布と窓枠のメタリックな感じがレトロでいい。足元に台があって、足を置けるのが快適だった。

謎のホットスナックは、揚げパンにガーリックバターが塗られた悪魔の食べ物だった。けっこうヘビーで、2人で分けるのがちょうど良かった。ドリンクは昨日、駄菓子屋さんみたいな個人商店で買った、アスパラガスジュース。めちゃくちゃアスパラガスだった。需要があるのがびっくり。

4時間弱経った。街の風景がどんどん変わっていく。ところどころ高層ビルのある繁華街も通ったけど、山、田んぼ、畑、工場ばかりになった。

台南に着いた。駅を出ると、台北よりも蒸し暑かった。そして、田舎という感じはなくて、デパートがあったり、商店街があったり、北とあまり変わらなかった。街を歩いてもずっとそんな調子だった。ただ、若い人が多い気がする。沖縄と同じで、暖かいと若者が元気なのかな?

楽しかったのは、林百貨店。とてもレトロな建物に、本屋、現代アート作品とかがあって、珍しいものが見られて良かった。

せっかくなら、南の空気を感じたいということで、おしゃれに言えば、テラス席で食べられるお店を探した。見つけたお店は、超ローカルな雰囲気で、おばあちゃんが可愛らしかった。

素食粽と冷麺。粽はピーナッツの存在感があって、甘くて滋味深い。素朴で優しくて、一昨日夜市で食べたものより好きだった。
風景はこんな感じ。雨がしとしと降っていた。

そして、帰りがけに通った美術館。なんと、故宮博物館で見られなかった白菜と角煮が展示中らしい。悔しかったから、見ようかと迷ったけど、頭を使いたくないということでスルーした。

さて、南の事情はよくわかったので、帰ろう。と思ったら、行きのことばかり考えて、帰りの乗車券を買うのを忘れていたことに気づいた。それでも、今考えると自分に「ばか」と言いたくなるけど、普通に買えるものだと思っていた。そして、券売機で見てみると、全て売り切れ。余計な出費は抑えたい。血眼になって探したけど、ただ疲れただけだった。最後の力を振り絞って、窓口で相談したら、あと1時間弱で乗れる券を用意してもらえた。やっぱり人に頼るのが1番だ。

なんとか危機を逃れて、へとへとになったら、ご飯のことしか考えられなくなった。これから4時間新幹線に乗る。特別感が欲しいから、新幹線の中でコンビニ飯会を決行。サラダは2人で半分こ。ドレッシングを買い忘れたので素材を存分に味わった。りんごが入っているのが驚き。友人は「滑皮干貝雞茸粥」、自分は「起司蔥抓餅」を選んだ。どちらも絶品すぎた。お粥は出汁が効いていて、具材も惜しみなく入っている感じ。日本のコンビニ飯とは違って健康で、元気が出るような気さえした。そして、蔥抓餅は日本でいう「お母さん食堂」シリーズの一つ。生地はパイ生地よりもさくさく、生地とチーズの塩味がちょっとジャンキーで癖になる。完全に虜になってしまった。明日の朝ごはんもお店でこれを食べよう。

新幹線は行きとは違って新しい、日本で一般的な車両でした。

台湾コンビニ飯の世界、楽しすぎる。自分が日本人だからなのかもしれないけど、全部攻めていて、本格的で、安くて、美味しい。日本だったら、コンビニ飯を買うことは滅多にないけど、台湾に住んだらしょっちゅう買ってしまうかもしれない。

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