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だれかのお役に立てること と だれかから感謝されること

この記事はFacebook LIVEの原稿を、LIVE 終了後に 一部書き直したものです。
LIVE はコチラからご視聴いただけます⇒https://fb.watch/jWXzJCYzJq/

毎週日曜日 朝8時より Facebookページ で LIVE配信しています

仕事で一番うれしいこと

先輩薬剤師の一人とZOOM で話をしているうちに
「仕事でうれしいことは何?」と聞かれ

それは間違いなくだれかのお役に立てることでしょう、
それが一番うれしいです


と返事をしました。

相手の人はそれを受けて、
「そうですよね、
役に立って、喜んでもらうことが一番うれしいですよね。
私も『ありがとう、あなたのおかげです』と言われると嬉しくて、
それを励みに、また仕事を頑張れますよ」
と ニコニコと応えてくれました。

でも、天邪鬼な私。

そこで、
「私に限って言うと、それはちょっと違います」
と言ってしまいました。
先輩を否定するみたいで申し訳ない、と思いつつ
言い始めてしまったので、続けます。

役に立つこと、感謝されること

お役に立てるのは うれしいんです。
でも、それに対して
「ありがとう」を患者さんに言ってほしいと思ったことは
一度もありません。

だって、仕事だから。
仕事に対する感謝は、対価として、お給料で頂いてます。
それでいいんです。

もちろん「ありがとう」は嬉しいです。
でも、仕事に関しては、私はむしろ、
「ありがとう」すら言われないくらい
スムーズにお役に立てる状態が理想です。

私の場合、
相手の役に立つことと、
相手から感謝の言葉をもらうこととは
微妙に違うんです

日常では「ありがとう」は何度でも


以上は もちろん、
仕事での話。

日常生活では、全然違います。

日常生活では むしろ、
感謝の言葉がないとかなり苛立ちます。

仕事に対する姿勢と
日常生活の態度には、
かなり、ギャップがあります(^^;;;

周りの人に対して、
日常生活では 私はかなり「ありがとう」を求めがちだと知っているので、
できるかぎり、自分からも感謝をたくさん伝えようと
心がけているつもりです。

比留間榮子さんの著書にあるとおり

「ごめんなさい」いちはやく、「ありがとう」は何度でも

これは、永遠に座右の銘

「すみません」と「ありがとう」


ところで、
「すみません」とお礼を言うときもありますが、

「すみません」と「ありがとう」
かなりニュアンスが違うと感じていました。

今回、ちょっと考えてみて、
何となく整理できました。

「すみません」は謝罪にも使う言葉。
そこに、なんだか 言い訳じみたものを感じるんです。
「私が至らなくて あなたの手を煩わせて すみません」
みたいな感じ。

それに対して「ありがとう」は、
純粋に相手の行為や気持ちに対する感謝じゃないかな。

ちょっと大げさな表現ですが、
「すみません」は自分にフォーカスした上での感謝
「ありがとう」は相手にフォーカスした上での感謝
のように思ってます、が
どうでしょう?

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