8:母のお引っ越し騒動記
【家族で見学編】
前回の記事です。
最近、言葉の乱れがありまして。
大変申し訳ありません。
言葉が乱れてしまうほど色々ありまして。
これからもあると思いますが、さらっと流して頂けると助かります。
さてさて、やっと母(と夫)が見学するところまで辿り着きました。
なんとかポイントカードも無事に作り終え、入居希望のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)へ到着したら不動産会社の担当者(美声さん)が出迎えて下さいました。
相変わらず美声でにこやかに「〇〇(私の友人)がお待ち申し上げております」
エントランスに入ると、普段お互いに超絶カジュアルしか知らない友人がビシッとしたユニフォームで迎えてくれた。例の竹を割ったようにさっぱりした、いつも笑顔の友人だ。以降、ニコニコRママと書くことにしよう。
彼女の第一声は「Rでござい…ちょっとぉー!どーしちゃったのーー!?!?!?」
骨折してから会ってなかったので、びっくりさせちゃいました。笑
まずは骨折のことを話してから、ニコニコRママと美声さんから個室でご挨拶と簡単な聞き取りや説明を受けた。夫もよく知ってるし、ニコニコKママのご家族もよく存じ上げてる。なんか変な感じね、ふふ、と笑い合う。
私が説明をしたはずの夫がなぁーんにも聞いてなかったことが判明した以外はスムーズに終わり、お部屋や食堂、談話室などなどを見学した。母も見学して喜んでくれたし、お部屋にも「素敵ね!」納得してくれた。こちらする生活も「楽しそうだわ」と。リアルに想像できたんじゃないかしら。車でチラッと廻っただけでも、生活圏の距離が分かったみたいでもあった。
ここまでだけでも大変だったけど、それが一番良かった。ニコニコRママも「なんかあったら言ってね!チカラになるよー!」と頼もしい限りで、とても助かる。しかも、彼女の親もこちらに移住してきた組なので、そのお話も母に凄く参考になったと思う。
自宅に戻り、みんなから頂いた大量のお花に囲まれた亡くなった長男犬(の骨壷)を見て母はやっぱり泣いた。ここで泣いたら号泣しそうだったから、歯を噛み締めてグッと堪えた。
入居の申請書類の話をしとかないとなので、なんとか母を宥めて集中してもらう。用意しないといけない書類を、説明しながらメモに書いていき、記入しなければいけない箇所にポストイットを貼ったりシャーペンでマークしていく。印鑑が必要な箇所にも。
前にも書いた通り、母の取引銀行が2行ほど特殊なので色々とややこしいことになってるのだ。詳しいことは書けないが、本人が問い合わせないとわからないこともあって、いちいちそれも書く。①〇〇銀行に電話して、かくかくしかじかを聞く、など。
ついでに夫にも用意しておいてもらわないといけない書類を確認すると、やっぱり見てなくて、へ?と言われる…。いや、頼む立場だし、忙しいところをマジ悪いんだけど頼むね。マジで!
お部屋は抑えとか予約とかできなくて申請書類の受付順だからさ、みんな頼むよーー。なかなか空きが出ないのよーー。と、まだまだ祈る気分の、歯も胃も痛い私であった。