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【心の栄養!ノート】Netflix映画『Hillbilly Elegy』家族だからこそ抱える気持ち
映画・ドラマというのは、"他の人生"を堂々と垣間見て心を揺さぶることができる、人としての心の栄養だ。
"他の人生"とは、映画の題材となっている人物でもあるし、その映画を作った監督の視点かもしれない、またはその台本を丹精込めて作った脚本家の心かもしれない。映像として起こすために必要な物すべてだ。
そして、映画は観た者の心も、反映するものだ。
ここに紡ぎ出す感想は、そんな心の反映の一つの例えに過ぎません。
映画大好きで映像業界に入った私が、映画館の暗闇の中、メモを走らせて感じ得た感想を綴っていきます。
私の家も、ハッピーな家族でした。
もちろん色んな衝突だったり、子供では解決出来ないなような事に出くわしたり、と一筋縄でいかなかったこともたくさんありました。
家族だらこそ伝えられないこと、伝わらないこともたくさん抱えて来ました。
家族だから。
それだけでは、簡単には片付かない、複雑な気持ちがあふれる。
今の自分の生活に関係ないから、忘れてしまえばいいってことじゃない。
どんな家族でも、見捨てられない。
そんな複雑で、真面目に抱え続けるには辛いけど、でも必ずある気持ち。
あっ、家族を想う時ってこんなにもき弱性が高まるんだなって、改めて思い出しました。
日々戦う人にこそ、そんな自分を思い出してもいいんじゃないかな、
って観てもらいたい映画。
ストーリー
名門イェール大学に通うJ.D.ヴァンス(バッソ)は、理想の就職を目前にして、家族の問題により苦い経験を味わった故郷へ戻ることを強いられる。そこで彼を待ち受けていたのは、薬物依存症に苦しむ母親ベヴ(アダムス)。幼いヴァンスを育ててくれた快活な祖母マモーウ(クローズ)との思い出に支えられながら、彼は夢を実現するため自身のルーツを受け入れなくてはならないことに気づく。
ソースはこちら→ https://www.google.com/amp/s/moviewalker.jp/news/article/1008310/amp/
おばあちゃん役の
Glenn Closeの芝居が素晴らしい!!👏👏👏👏
普段は超お綺麗な女優さん。
この方が、身体もたわわに
タバコすぱすぱ
言葉も選ばない
でも、彼女なりの愛を絞り出す
重要な役どころを見事に演じ切られています。
アカデミー賞の助演女優賞にノミネートされるほど。
余談ですが、
Netflixの映画が普通にアカデミー賞にノミネートされるようになった、って、素晴らしい!
オンラインの作品が映画と認めざるを得なくなったということでしょう👏
2013年に、テレビ界のアカデミー賞と言われる"エミー賞"をノミネート&受賞したことが最初。
それまでは、劇場で放映されない映画がメジャーなアワードを受けることはないと言う風潮がありましたが、その8年後は、コロナの追い風もありそれも当たり前になってきましたね。