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やど

飯山で一番のデカ箱宿にお世話になりました。

元々全国津々浦々の自転車旅(和室大部屋雑魚寝、野郎のなか女一人のこと多し)でこういった年季の入った宿は自分は慣れっこなのですが、バス周りのアメニティはリンスinシャンプー系ですので気になる方はトリートメント持参を。
つまりアメニティはタオルと浴衣と使い捨て歯ブラシのみ!

一泊目の和室
据置アメニティ🪒

当初は和室に一泊の予定ながら、行きたかったご飯屋さんに電話したらお休みだというので連泊をお願いすると、快く受け入れてくださり、お部屋も洋室に替えてくれた。平日休みのメリットや。

洋室にはベテランのカリモクも
朝ごはん


ご主人とも、女将とも、それぞれ個別にとてもたくさんの話をした。正直な人たちでとても話しやすかった。
全国ネットの朝のニュースバラエティで飯山へ移住した家族の暮らしぶりが取り上げられていて、ご主人と一緒にロビーで観る。「らしさを保ちながら観光産業を共存させるには」「どうしたら若者(就労者)がここに残るか」「しめじの次の新たな地場産業を」という話を真面目にしてくれたご主人。
朝食後のひとときに、山に囲まれているからこその夕焼けの綺麗なポイントや、蛍の話、湖の花筏の美しさ、、などを教えてくれ、私に負けず劣らずネイチャースケベな女将。

テレビに冷蔵庫
支給タオルとバスルーム


最後の日、荷物を取りに行った時間には誰もいなかったので、置手紙と道の駅で買った野菜を置いて帰った。

数週間後、置手紙のお返事なのか、見事な達筆かつ風流なお手紙が届いた。額に飾りたくなるような手紙だった。宿のあちこちに掲出されてたあれは直筆、自家製だったのか・・

二泊目の洋室
宿のあちこちに達筆


果たし状っぽい封止


ついさっき、次回泊まる予定の連絡をしたらご主人が出てお手紙のお礼を伝えて電話を切ったのだけど、1分後に女将から「待ってるよー」と折り返し電話が来て笑った。多分二人とも、私のことが好きなんだと思う。次回はダメもとで蛍見たいっておねだりしてみたい。



宿については、時期は未定ですが駅の真前の空き地にビジネスホテルができるようです。飯山にまだないローソンが1階に入ったりするのかな?

個人的には道の駅にキャンプサイト作って欲しいなー。新鮮な野菜に火を入れたり入れなかったりしてバーニャカウダソース(ツルヤ)で食べたい。


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