やりたいことの見つけかた

SHElikesの中にあったマザーハウス代表、山口さんのトークイベントに参加した。そこであった話。

やりたい仕事の見つけかた

「人生をかけられるほどやりたい仕事はどうやったら見つけられるのか？」という質問に対して、

目の前にある今の仕事を100%やる

と答えていらっしゃいました。

これは本当に本当に本当に...∞…本当にその通りすぎる。うなずきすぎて首がもげそうなくらいうなずける。
プラス、「今それできてる？」とはっとしたので記録。

「やりたいこと」は、何かをやった結果見えてくるもので、「やりたいことってなんだろう」と考えてても見つからない。
逆に、わざわざ考えなくても勝手に見つかっているものだ。

ライバーとして配信に500%くらいのエネルギーを注いだからこそライバー事務所を立ち上げたいと思ったし、
KOSの事業をがむしゃらにやったからこそ起業のアイデアが湧いてきた。

私もそれまで20年やりたいことも将来の夢も全くないままなんとなく過ごしてきた人間だけど、
めちゃくちゃエネルギーを注いでいれば、嫌でも現状の課題感とかが見えてくる。「それを解決するにはどうしたら？」と勝手に考えるようになる。

それが「やりたいこと」が見つかる唯一にして最上の方法だと思っている。

「人生をかけてやりたいこと」は見つからなくたっていい

やりたいことの見つけかたは知っているけど、そもそも「人生をかけてやりたいこと」は見つけないといけないものではないとも思う。
気づいたら見つかっているもので、見つからなくても別にかまわない。

というか、（言い方はよくないが）そんな安易に人生かけられる？って思う。

私も「人生かけてやるぞ！」と思って（正しくは思い込んで）起業したけど、それを成し遂げるよりも自分や周りの健康、幸せ、日々のちょっとしたことのほうが大事だってあとで気づいて。
人生かけるなんて私にはできないなと思ったし、できなくても今はそのとき以上に幸せに生きている。

だから今は「人生かけてやりたいこと」は見つかってないし、このままでもいいし、いつかまた見つかったらやればいっか、くらいの気持ちでいる。

だからやりたいことが見つからなくて悩んでいる人がいたら、「そんな必死に探さなくてもいいんじゃない？」「見つからなくても周りと比べたり自分を責める必要ないよ」と言ってあげたい。
過去の私とかね。