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自己PRやガクチカで自分だけの成長話を書くことについて

こんにちは就活コンサルタントのmariです。
今回は就職活動のエントリーシート(ES)の中で自分だけの成長話を書くことのリスクについて説明したいと思います。
まず自分だけの成長話とは、自己PRや学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)で周囲の人物が全く出てこず、自分がとにかく頑張って成長したことをアピールする話、とここでは定義します。
例えば、例①毎日5時間勉強して資格をとりました。例②部活で自身の練習方法を工夫し個人プレーの大会で成績を残しました。といったエピソードがよく見られます。

結論、自分しか出てこない話はなるべくやめたほうがいいです。

理由は、ほとんどの職業では人と関りながら仕事をするため、どのように他者を動かし、他者に影響を与えて目標を達成できるかをエピソードの中でアピールするほうが仕事をどのように進めるかイメージを与えられるからです。
例①毎日5時間勉強して資格をとりました→(取得した資格で)アルバイト先の課題を解決し、クレームを月〇件から〇件に減少させました。
例②部活で自信の練習方法を工夫し個人プレーの大会で成績を残しました→自身で編み出した練習方法を部活のメンバーに展開し、定着を工夫することで団体戦〇位を達成しました。
といったように、自分が成長して手に入れた資格や技術を周囲のために使った、というところまで話す必要があります。

では、自分しか出てこないとすべての企業に落ちるのか?といっても、それはそうとも限りません。
一人で筋トレを頑張ったという話で総合商社に内定した人もいれば、実は私もサマーインターンでは大学院入試とクラシックバレエの両立で時間を作りだす工夫の話をして周囲の人物は記載していませんでしたが、落ちませんでした(笑)。
ただ、私は面接でバレエではどんな役割なの?院試のための勉強会では参加したくない人をどう説得したの?とひたすら人との関りを問われました。結局企業は人との関りを知りたいので、無駄なESの文字数と無駄な質問の時間を使っていたと後になって感じました。

よって、皆さんには他者の巻き込み方を意識したエピソードを書いてほしいな、と思っています。

今回は、ES作成の基本を紹介させていただきました。また、ESの書き方テクニックや面接対策についても具体例も合わせて情報を引き続き更新したいと思います。
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