フィリピン帰国難民~留学先休校から帰国までの概要
こんにちは、まりです。
★こちらはフィリピン帰国難民の方に向けての記事です。
私は2020/01/01~06/13に、フィリピンのネグロス島、ドゥマゲテという田舎で留学をする予定だった。
6月14日(日)帰国予定が、6月29日(月)の帰国となり、結果的には数週間の延長で済んだが、3月上旬にコロナによって学校が休校してしまい、セブやマニラにたどり着ける交通手段も閉ざされ(ネグロス島には国際線がない)、実質残り3か月は半分帰国難民、半分生徒のような生活だった。
▼学校が休校になった経緯
フィリピンに最初にコロナのニュースが入ったのは2月。
ドゥマゲテを観光していた中国人旅行客(カップル)がコロナに感染していたことが発覚し、うち1人が死亡した。
それを受けTESDAが学校に休校を要請したが、留学生向けの学校は対象外だった。数日間学校が休みになったものの、補講が取れることに。
ちょうどその頃、日本の横浜港のクルーズ船のニュースもあり、「日本から来る留学生は安全なのか」という先生たちの不安が募り始め、数人は退職した。
それから3週間ちょっと経った3月、また状況が一変。
今度はドゥマゲテ内でフィリピン人1名の感染が発覚、死亡した。
これを受け、マンツーマンレッスン自体が禁止されてしまい、学校が実質運営不可に。
▼帰国難民になった人たち
閉じたのは学校だけではなかった。
3月中旬からの1ヶ月間、「許可証なしでの外出禁止」「ドゥマゲテ-セブ、ドゥマゲテ-マニラ間の移動手段を封鎖」が決まってしまった。
このニュースを受け、その時期に帰国しようとしていた生徒さんたちはいきなり帰れなくなった。
(ちなみに外出禁止は1か月また1か月と延長し、6月末時点もほぼ同じ状況)
休校したとき、学校にいた生徒は約20人(韓国人含む)。
中には、3月上旬までセブ留学しており、「ドゥマゲテの学校はまだやってるから」とエージェントに紹介されて移動してきたばかりの生徒さんもいた。
現在は、帰国希望者はほとんどが無事に帰国している。残りの人たちは急いで日本に帰る必要のない人たちだ。
▼帰国方法
⓵チャーター便で帰国(4月下旬~5月下旬あたり)
②飛行機のチケットをトライ&エラーで何度も取り、そのうち無事運航された飛行機で帰国
みんな手探りでなんとか帰っていった。