大台町で自然と ~part1~
こんにちは!大学1年生のまりこです。
2021年、12/11~12/12にかけて行われた自然環境リテラシー学に参加してきました。新型コロナウイルスの影響で延期に延期が重なり、前回とかなり時間が空いてしまいました。夏とはまた違う自然とのご対面です。
1日目
電車とバスを乗り継いで大台町のキャンプ地に到着しました。
早速1日目のプログラム、山登り開始です。
まず登山口を探すところから始まりました。車から降ろされ「登山口を探しましょう」と言われた後、参加者のみんなは坂の上の方へと歩いていきましたが、ガイドをしてくださった野田さんは「そっちじゃないよ」とおっしゃいます。登山口は車から降りた場所より下にありました。ほとんどが「登山口は上にある」という固定観念にとらわれていたのです。最悪そのまま登山口が見つからず1日目終了、、というルートもあったのかと思うと、、。自然の中で持つ固定観念は恐ろしいですね。
かなりハイペースで開始された山登り。私は体力不足でかなり疲れましたが、みんな意外とすいすいと登っていきます。地形図を見ながら、どこを歩けばいいのか、この先の傾斜はどのくらいか、慣れないながらも考えながら進みました。中盤の、傾斜が死ぬほど急なエリアを見つけた時の絶望と言ったら、、。でも登り切ったときの達成感はすごいです。山頂の景色は言わずもがな、山頂に向かう途中の尾根からの景色にも圧巻されました。
↑ 尾根からの景色
↑ 山頂からの景色
とても疲れましたが、その中で、山登りをする際に必要な知識、山の景観から分かること、色々なことを教えていただきました。
ここで休憩中の一句です。
晴天の 登山の道で お昼ご飯 パン食べながら 風の音を聴く
帰ったら晩ご飯です。今回はガスバナーではなく薪を使って火をおこしました。これがなかなか難しい、、。苦戦しつつも何とか火をつけて、ホイル焼きを作りました。おいしい、、疲れた体にバターと鮭のしょっぱさがしみわたります。
ご飯を食べたら奥伊勢フォレストピアの温泉です。時間の関係上ゆっくりとは浸かれませんでしたが、やっぱりあったかいお湯はいいですね、、。帰り道は明かり一つない夜道で、ヘッドライトを消すといままで見たこともないような満点の星空が広がっていました。感動しました。写真にとれなかったのがとても惜しいです。
2日目
2日目は薪割り体験です。そんなに難しいことはないだろうと思っていましたが、これもなかなか難しい、、。
前半 斧
力任せに斧を振り下ろせばいいというものでもないようです。カラぶった斧が足に当たらないように両足は大きく開き、振り下ろした斧が手から離れて飛んでいかないように柄をしっかりと握ります。重力の方向にまっすぐ振り下ろしますが、1度ではなかなか割れません。私の力では、何度も何度も同じ場所に当て続けてようやく割れます。アニメや映画で一発で割っている人たちは実はすごい人たちです。
後半 チェンソー
まずエンジンをかけるのに一苦労でした。右腕で紐を力いっぱい引っ張ってなんとか起動させます。地面と平行になるように持ち上げ、ゆっくりと丸太に切り込みを入れます。そのままチェンソーの重みを利用して切っていきます。見事な鍋敷きができあがりました。^^
次は丸太を縦に切ります。作るのは「スウェーデントーチ」です。切れ込みの中央に枯葉などの発火材を入れると、下に空気が出入りできる切れ込みが入っているので、丸太がなくなるまで燃え続けます。これは次回の実習で燃やします。楽しみです。
クリスマス直前だったので、各々ほしいものを書いておきました^^
まとめ
久しぶりのアウトドアは夏とは違う「寒さ」との戦いでした。夜になるとびっくりするくらい冷え込みます。冬のキャンプで防寒対策をしっかりすることの大切さを実感しました。今回も疲れたり寒かったり、大変なことだらけでしたが、それ以上に楽しい実習でした。中でも1日目に見た星空は忘れられません。自然がくれる感動ってすごいです。今回は実習で訪れた大台町ですが、個人的にまた行きたいと思います。