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日常にはない風景~日本酒飲んでみたかったなぁ~

自然環境リテラシー学2021 Aコース第1回  7/3~7/4

こんにちは!大学一年生のまりこです。

7/3~7/4にかけて行われた、自然環境リテラシー学に参加してきました。シーカヤックで水の上を突き進む実習です。一日のほとんどをシーカヤックの上で過ごしました(実際はそんなことはないんですが、体感はそんな感じでした)。天気予報では二日間ともあいにくの雨のはずだったんですが、当日になってから太陽が出てきてくれました!お天道様が気を聞かせてくれたんでしょうか…^^

一日目

朝の5時半に集合して、電車とバスを乗り継ぎながら3時間ほどかけて実習場所に到着しました。道中、バスの運転手さんのご厚意で橋の上でバスを止めてもらったんですが、そこから見た海がとてもきれいでした。

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ロッジさらくわに到着して、先生方、三重県庁の職員さん、シーカヤックのプロ柴田さんに注意点などをお話ししていただきました。お昼からはいよいよシーカヤック体験です。各部の名称、パドルの持ち方、パドリングの仕方、シーカヤックへの乗り込み方、スプレースカートの着方などなど、右も左も分からない私たちにリーダーさん達が一から丁寧に教えてくれました。

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ライフジャケットに見えるこの赤い上着はPFDというそうです。ライフジャケットよりもコンパクトだけど浮力はその分小さいのだとか…知らないことだらけです。

説明が一通り終わってから、陸でカヤックに乗る練習やスプレースカートをつける練習をしました。私にとっての出艇前のメインイベントはなんといっても進水式です!今回準備されていたカヤックの中に新しいものがいくつかあって、そのうちの一つが私が乗るものでした。船全体に日本酒をかけて、無事帰ってこれるようにお祈りをしました。貴重な体験です。その日本酒で乾杯をしたらさぞやおいしかったんだろうなぁとも思いましたが、未成年なので我慢です。

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重いカヤックを二人係で水際まで運んで、先生にサポートしていただきながら、転覆しないようにおしりから乗り組みました。陸でやるよりもはるかに難しいです。はじめはまっすぐ進むこともままならないくらいパドリングが下手で、危うく水底に打たれている杭にカヤックを体当たりさせるところでした。一日目はロッジさらくわを出発して、前進、後退、停止、方向転換、回転の仕方を練習した後、太平洋を一望できるところまで行って帰ってきました。折り返し地点でスクショしたgoogleマップです(⇩)。もっとズームしたらよかったんですが…それでも自然のど真ん中にいることが実感できました。

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帰ったら晩ご飯です。ガスバーナー、鍋、食料、など支給された道具を使って自分でご飯を作りました(インスタントですが…)。家で食べるインスタント食品より何倍もおいしかったです。

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反省会をする中で、柴田さんにいろいろなことを教えてもらいました。大事なのは体全体を使って漕ぐこと。足の使い方や上手いパドリングの仕方などはとても参考になりました。

夜はテントで就寝です。なんとも幻想的な景色ですね。

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二日目

朝起きたら濃い霧がかかっていました。神秘的です。霧の中カヤックを漕げたら楽しいだろうなと思いましたが、あいにく出艇するときにはなくなってしまいました。

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二日目はコンパスの使い方を教えてもらってからの出艇でした。霧が晴れなかったらコンパスを頼りに進んでいくそうです。いつかそんな経験もしてみたいです。

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二日目は一日目よりもスムーズに進めた気がします。一日目に学んだこと、教えていただいたことを意識しながら漕いでいたら、柴田さんに褒めていただきました!経験が血肉になっているんだと実感できてとても嬉しかったです。二日目は朝からの出艇だったので、お昼ご飯は座佐浜に上陸してそこで取りました。外で鍋から直接食べるラーメンは格別ですね。

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まとめ

今回の実習の心残りは、”体全体”を使ってのパドリングがなかなか継続できなかったことです。体力がなさ過ぎました。次回は最初からそこを意識しながらカヤックに向き合いたいと思います。

津市から3時間ほど移動するだけで、日常からかけ離れたイレギュラーな体験をすることができます。椅子に座って、ベッドに寝転がりながら、スマホやパソコンの画面を眺めているより貴重で有意義な時間です。皆さんも体験してみては?


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