銘柄レポート【6039 日本高度医療センター】
銘柄 日本動物高度医療センター
銘柄コード 6039
業種 サービス業
【市場・設立・本社所在地・時価総額】ーーーーーーーーーー
☆☆☆★★ 市場 東証マザーズ
☆☆★★★ 設立 2005.9
☆☆☆☆☆ 上場 2015.3
☆☆☆☆☆ 本社所在地 神奈川県川崎市高津区
☆★★★★ 本社名称 自社ビル 多摩川のほとり
☆★★★★ ビル名等 白い巨塔...抜群の環境です
☆☆☆☆☆ 時価総額 57.6億円 理想です
☆☆☆☆☆ 時価総額順位 67/99位 他個人サービス
☆☆☆☆☆ 発行済株式数 2431千枚
☆☆☆☆★ 従業員数 連187名 単160名 34.0歳
☆☆☆☆☆ 幹部平均年齢 72歳 73歳 55歳 56歳...
大体65歳くらい
【財務・指標等・配当】ーーーーーーーーーーーーーーーーー
総資産 5931百万円
自己資本 1991百万円
☆☆★★★ 自己資本比率 33.6%
資本金 384百万円
利益余剰金 1268百万円
☆☆★★★ 有利子負債 3569百万円
☆☆★★★ 現金等 1150百万円
★★★★★ 配当はあるか オール0
★★★★★ 増配傾向か 無配中
予想配当利回り ーーー
配当性向有れば ーーー
☆☆☆★★ ROE 17.5%
☆☆☆★★ ROA 4.8%
調整1株益 117.0円
☆☆☆☆★ RER 15.3%
☆☆☆★★ PBR 2.21%
最新の株価 1891円
☆★★★★ 理論株価 1546円
☆★★★★ 目標株価 2581円
★★★★☆ 割安割高 やや割高
☆☆★★★ 上昇余地 -18.3%
☆☆☆★★ 上昇上限 +36.5%
【特色・概要・テーマ】ーーーーーーーーーーーーーーーーー
特色 概要 ・犬猫専門の高度医療
・二次診療動物病院を展開
・完全紹介制
テーマ ・病院経営
・ペット
・人材育成
【業績見通し】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・「好進」...上場効果セミナー開催学会発表で認知度高まる
・「連携病院数増」...年率5%増継続
・「伸長」...紹介病院数
・「着実増」...ペット高齢化 手術数
・「営業増益継続中」
【今後の展開】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・「後進育成」...外部講師招き若手医師研修に注力
・「loT活用」...ペット向け健康管理端末をズーラシアが像の
活動記録に採用
【大株主ランキング・社長属性】ーーーーーーーーーーーーー
6.1% 1位 SSBTCクライアントオムニバスアカウント
5.9% 2位 ゴールドマンサックスインターナショナ
4.0% 3位 日本トラスティ信託口
2.9% 4位 SMBC日興証券
1.9% 10位 平尾秀博(雇われ社長)
⚠️その他大株主に「風越建設」有
社長は創業者か いいえ 2007年入社
社長は大株主か はい 10位にランクイン
社長の資産管理会社 なし
社長の年齢 1969年生 満51歳
社長の最終学歴 東京農工大学農学部獣医学科
最初の職歴は
(有)センターヴィル動物病院
社長の最終職歴 ・東京農工大学技術職員
後継者はいるか ・どうやら雇われ社長の様です
ざっくり創業理由・元獣医師
社長の目標・夢 ・「家族と同じ様に十分な治療をペットに
受けさせたい」。
・動物医療の底上げ
・個人の成長、会社の成長、更には
ペットと共に暮らす社会の成長 への挑戦
・医療のレベルを上げていくこと
・サービスを提供出来ていない地域へ早く
進出して安定した医療を届けたい
・最終的には全国10か所程の拠点目標
【会社について】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
会社の強み ・唯一無二の上場企業
・ビジネスモデルは優れている
・最先端の医療設備と高い技術の治療提供
・万全なチーム医療体制
・高度医療(二次診療)サービスの提供
・連携動物病院数:3722病院 全国津々浦々
・連携動物病院制度を創設、地域の動物病院と
相互に医療連携・コミュニケーションを図る
・予約が取りやすい 3日前なら予約OK
・大学病院では不可能な当日往診OK
会社の弱み ・治療費が高い 1症例毎の平均費用は40万弱
・借入金が莫大
・有利子負債推移 2014年31億 2019年35億
・有利子負債依存度は81.4%
・借入れの1部には縛り有り
「債務超過或いは2期連続で経常損益赤字の場合
金融機関側からの請求で借入れの【一括返済】
・深刻な人材不足
・全国1万余の動物病院が500人程度の医師を
奪い合う状況(毎年獣医免許取って実際に動物
医療に携わるのは500人程度)
・動物医療は利益を出しにくい
・人間なら同じ医療を受けたら倍は取れる
会社メモ ・No.2取締役に元衆議院議員の北村直人氏
・かかりつけ動物病院からの完全予約制
・医療機関を運営する会社の上場は初めて
・合計11の診療科有
・連携動物病院は年間60〜70ペースで増加
・ペットを失った飼い主にカウンセラーを
付けることが可能
【決算情報】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
決算後の修正があるか 変化なし
売上/経常利益 見通し 増収増益
☆☆☆☆★ 過去4期間経常利益成長率 +53%
☆☆☆☆★ 3Q経常利益 +83.2%
☆☆☆★★ 増収率 +3.4%
☆☆☆★★ 経常増益率 会社予想 +1.5%
☆☆☆★★ 経常増益率 コンセンサス +6.4%
☆☆☆☆★ 対通期予想進捗率 3Q +83.2%
【同業他社】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なし
【評価】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
備考
業種職種の希少性 ☆☆☆☆☆ 唯一無二
メイン事業の比率が大きいか ☆☆☆☆☆
複合業種ではないか ☆☆☆☆☆
何やってる会社か分かるか ☆☆☆☆☆
未来への積極性 ☆☆☆☆☆
同業他社より抜きん出てるか ☆☆☆☆☆ 唯一無二
競合企業の追随がないか ☆☆☆☆☆ 唯一無二
消費者が購入(利用)し易いか ★★★★★ 1診療平均40万
身近なサービス(商品)か ☆☆★★★
参入壁は高いか 利益率低くて他社はやらない
先行者利益があるか ☆☆☆☆☆
当該市場への伸び代があるか ☆☆☆☆☆
コストパフォーマンスが高いか ★★★★★
自社HPが詳しく丁寧な内容か ☆☆☆☆☆
社長のビジョンは明確明瞭か ☆☆☆☆☆
社長がエンジニア系の人間か 元獣医師
社長に5年位の修行期間の有無 ☆☆☆☆☆
株主に対して積極性を感じるか 無配
配当があるか 無配
配当は増配傾向か 無配
会社の借金が少ないか 有利子負債35億
会社が倒産しにくいか ☆☆★★★
社長と社員の距離が近いか ☆☆★★★
社員数が少ないか(人件費) ☆☆☆☆★
社員の平均年収が低いか ☆☆★★★ 年収437万円
社員の平均年齢が高いか ☆☆☆☆☆(43.7歳
本社所在地は家賃が安いか 自社ビル
本社がお洒落ではないか 自社ビル
会社に将来性があるか ☆☆☆★★ 今度の経営次第
社長のメディア出没度 ☆☆☆★★
社長の自社愛情度数 ☆☆☆★★ 雇われ社長
会社のファンになれるか ☆☆★★★
・どの位迄株価上がるか 相当な長期保有を覚悟
・保有継続等計画 ・現在100株保有
・暫く様子見...
・今後に期待して後100株持っても
いいかなぁ...
・追加保有には消極的ね
【銘柄所見・まとめ】ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・競合他社が全く現れない理由が判明
・「利益率が低い」
「最新医療関連設備に投資借金まみれになる」から
・対人間なら同じこと(治療手術等)をやったら倍は取れる
・後、現雇われ社長のインタビューに不安の火種がチラホラ
・「上場したら利益のことも考えなくてはならなくなった」
・「借金返せるんですか? との問いに稼げたら返せばいい
んじゃないのか」「数字のことはこれからちゃんと分かる
様にしていかなければ...」等々
・インタビューの聞き手も「経営者よりも獣医師としての意識
が強い」との感想も
・実際ちょっとずつでも業績良くなって来てるし、動物医療の
未来を応援していきたいと言う願いを込めて、保有継続です
・幹部に元衆議院議員がいるのは気になりました
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