ばあちゃん
大好きで仲良しだったばあちゃん。
孫の中で一番仲良しだった自信あるよ。
仲良くなったのは、
わりと大きくなってからだったかなぁ。
小さい時のことは覚えてないけど、
高校生くらいからは、頻繁に会いにいってお話しした。
天真爛漫で、太陽みたいなばあちゃん。
優しくて、誰よりも気遣い屋さんなばあちゃん。
じいちゃんの事が、ほんっとうに大好きなばあちゃん。
もっと話したいこと聞きたいこと
聞いて欲しい事がたくさんあったけど
最期、私を待ってくれてたみたいに声をかけれた事が
とても嬉しかったな。
当時、仕事で本当にしんどくて、
正直メンタル的にやられすぎてて
ずっと頭の中にモヤモヤがあるみたいな感覚だったんだけど、
ばあちゃんが亡くなって、お別れして、
焼き場で骨となって、煙になって、
空に行ったばあちゃんを見送った時、
不思議と視界がクリアになって、
『大丈夫だよ』って言ってもらってるみたいに
背中を押してもらったみたいに
そんな感覚になったのを今でも覚えてる。
たまにみるばあちゃんちでの
なんて事ない日常の動画で声を聞くたび
ばあちゃんちの匂いが蘇って
共に過ごした日々が思い返されて
すごく温かな気持ちになる。
今年のお盆は帰れなくてごめんね。
地元に帰ったら、お線香あげいくからね。
じいちゃんといちゃいちゃしてるかな。
じいちゃんも、飲み過ぎ禁止だよ。
思い出の中で生き続けてるから
わたしは、ばあちゃんと関わったみんなは
ずっと忘れないからね。
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