学びの始まり
10月初旬。
たのまなより賞状技法士講座のテキストが届きました!
新しい道具やテキストとの対面はわくわくします。
筆・墨・硯など一式そろっているので別で用意するものは特になく始められます。
ふむふむ…。
わくわくと共に手引きと教材にざっと目を通します。
ふむふむ…。
初日は「まずはテキストのここをしっかり読みましょう」の部分をじっくり読み込みます。
そしてそのまま「知識」の課題を済ませました。
第一課~第三課までは知識を問うペーパーテストがあるのですが、テキスト読んですぐならここは楽勝かと。
ここは全て100点を取りたい所。
次の日
とうとう筆を持ってみます。
新品の墨や筆や硯に気持ちは高まります。
本当に久々に書道に触れるのですが、この日印象的だったのは
「墨っていい香り…!!」だということです。
学校の習字の授業では基本的に墨汁だったので(めんどくさそう…墨汁買おうかな?)と思っていたのですが、小筆を使う実用書道は墨は本当に少しあれば十分。すぐに摺れるので予想していたようなストレスはありませんでした。
むしろ、墨をすりすり香りを楽しむこのひと手間が何気に癒しです。
さてさて、さっそく課題の細字を練習してみましょう。
まずはなぞり練習をしてから、自分で書いてみる…。
あ、あれ、、、??
ちょ……待って…… え……??
下手!!!
(恥かしい気持ちを抑えて掲載…)
自分でこれくらいに書けるだろうと思っていたレベルよりかなり下で軽くショックです。笑
これは単に久々というだけではなくて
・そもそもそんなにうまくない(汗)
・普通の書道と小筆メインの実用書道は予想以上に勝手が違う
・賞状文字はちょっと独特(でもかっこいい!)
といった要因もあるかと思います。
とにかく練習あるのみ。毎日少しでもいいからとにかく筆から離れずに書く事が大切みたい。
何事もある程度極めたいと思ったら簡単ではありませんね。
あまりにうまく行かないので、なぞり書き用の練習用紙を一枚やらずにとっておいて、
こんな感じですぐ左にお手本がくるように折って使っていました。
この細字、書いても書いても「ここはうまく行ったけど今度はこっちを失敗した」という感じでなかなか全て納得いくものがかけず「ある程度」うまく行ったものが書けたところで賞状に移りました。
お手本を見ながら1文字1文字丁寧に書いていると、1枚書くのに想像を遥かに超えた時間が掛かってしまいました。(1時間超えることも。)
そして当然ですが賞状でも同じ現象が起きます。笑
(書いても書いても…)
書の勉強は納得行くものが書けるまで何枚書いても終わりがなく、早く取り掛かってどんどん書けば早く終わるものでもないことにやっと気付く…。
なので、毎回締切の日にちに合わせて『そこまでに一番うまく書けたもの』を提出するスタイルになりそうです。
どんどん書いて送って、早く資格を取ろう!なんて思っていたのですが甘かった…!
初めて書いた賞状ですが、ただ書くだけでなく「レイアウト」が同じ位の役割を担っていることを初めて知りました。
初めて引いたレイアウトにはかなり時間が掛かってしまったけど、数枚引いていると少----し慣れてきた。かな?
賞状を書くと一つ作品が出来上がった感が出て達成感があります。紙もきちんとした賞状用紙に書きますしね。気持ちがしゃんとします。
あと、字の下手さ加減は細字の方が目立つ!賞状は文章になってレイアウトされて並んでいるのでなんとなく雰囲気で実際よりは良く見えやすい気がします。笑
いつどこにどうやって書いても美しい字が書けるようになりたいですね~。
【後日】
提出した課題は1~2週間ほどで返ってきました。
知識100点・細字70点・賞状70点 でした。
自分のなかではお手本と並べたら下手丸出しだけど、まぁまぁ…いいんじゃないでしょうか。という感じだったのですが、70点かー。
90点越え!とかかなりうまくならないと取れないんだろうな~。
でも!!とりあえず始めたからには資格は取るぞー!!
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