弁護士 高橋麻理の自己紹介
はじめまして
高橋麻理(たかはし・まり)と申します。
弁護士の仕事をしています。
プライベートでは、中学生のママです。
10年前に離婚し、それ以降は今に至るまでシングルマザーです。
こちらのnoteでは、
◎弁護士として、私の仕事の柱となっている
・監査役業務
・企業内不祥事予防、対応業務
・刑事案件業務
・離婚案件業務
・法律事務所のボードメンバーとしての業務
・メディア出演業務
・セミナー、研修会講師業務
◎40代・一人のシングルマザーとして
・離婚後のワンオペ育児
・ワンオペ育児に格闘しながらキャリア形成してきた道のり
・そんな経験を生かして行っている女性サポートの仕事
などについて、お話ししていきたいと思います。
今回は、初のnote執筆。
まずは、何回かにわけて、自己紹介をします。
どうぞお付き合いください。
なお、長々と続く自己紹介投稿の合間に、ちょこちょことほかのトピックも入れていきたいと思います。
こんな仕事をしている弁護士です
長い前置き
そういえば、最近「自己紹介」なんてする場面がなかったので、いざ書こうと思うと、どこから書いていいのやら、わからなくなってしまいました。
私が20代だったら、さらさらっと1回分の投稿の中でわかりやすくまとめることができたかもしれません。
でも、私は、すでに40代も半ば。
仕事もプライベートもそれなりに紆余曲折あってここに至るわけで、本当にどこから切り込んでいけばいいのか、途方に暮れてしまうのです。
そんなときは、お読みくださる方のお姿を想像しなければ。
ほとんどの方は、私に関心などありません。
それなのに、私が、いつ生まれて、どんな子ども時代を過ごし、どのようにして今に至ったのかなんて全く興味がないはずなのです。
端的に、今回は、「今どんな仕事をしているのか」に焦点を当てて自己紹介をさせて頂きます。
専門分野は?
弁護士になって12年が経ちました。
(その前、約6年間、検事の仕事をしていましたが、そのお話はまた今度)
都内の法律事務所に所属しています。
「弁護士」って、一言で言っても、いろいろな仕事があります。
よく、「専門は何ですか?」と聞かれることがあります。
でも、実は、弁護士として、「私の専門は〇〇です」という表現には注意が必要です。
弁護士には、業務広告に関し、守らなくてはいけないルールがあります。
それが「業務広告に関する指針」。
その指針で、「私の専門分野は〇〇です」ということを業務広告として表示することは控えることが望ましいと定められているのです。
その理由は、専門性評価の難しさにあります。
つまり、普通、「専門」というためには、ある特定の分野を中心的に取り扱っていて、経験が豊富で、その分野の処理能力に優れていることが求められるはず。
でも、現状、いったい何をもってこの水準を満たすのか、その判定はとても難しいといえるでしょう。
そんな状態で、いろいろな評価基準を持っている一人一人の弁護士が自分の判断で専門性を自称できるとしたらどうなるか?
「〇〇専門」と名乗るにふさわしくない弁護士も出てきてしまい、結果、それを信頼したクライアントが不利益を被るだろうということなのです。
この観点から、「スペシャリスト」「プロ」「エキスパート」も表示として控えるべきとされています。
少し話がそれました。
そんなわけで私は、〇〇が専門ですという表現の仕方は控えたいと思います。
弁護士として力を入れていること
ここでは、私が、弁護士としてどんな仕事に力を入れているか、ということをお話ししていきたいと思います。
立場という切り口でお話しすると、
① ある上場企業の社外監査役
② 所属する法律事務所の弁護士統括、ボードメンバー
③ 案件対応する一弁護士
④ 研修講師
⑤ 公認不正検査士
などの立場で仕事をしています。
そして、③の一弁護士としての仕事で特に力を入れているのが、
・企業内不祥事対応、予防業務(予防に関し、研修講師業務を含む)
・刑事案件対応(刑事告訴等)
です。
この枠に入ってこない仕事が2つあります。
1つ目が、離婚案件対応。
私自身、プライベートで離婚問題に直面し、その問題と向き合い、乗り越えるのに、本当に大きな苦しみがあったので、ライフワークとして、常に、何らかの形で離婚問題とは関わっていきたいと思っているのです。
2つ目が、メディア出演、取材対応、執筆活動。
これについては、また別の機会でお話ししたいと思っているのですが、私がもっとも好きで好きで仕方のない仕事のひとつです。
もし、私が、こんな仕事をしています、という説明を受けたら、100%思うだろうことがあります。
それは、「そんなにいろんな仕事をしたら、どれもこれも中途半端にならないの?」ということ。
ここは、私自身、本当に大事にしていることなので、お話ししたいなと思うのです。
結論として、中途半端になどなりません。
なぜかというと、私自身、職業人として、人から「中途半端」などと評価され得るような仕事のやり方は絶対に採用しないからです。
もちろん、まだまだ私自身の仕事には課題が山積しているとは思います。
今後の伸び代はたくさんあります。
でも、私は、一つ一つの仕事と、いずれも、120%の熱量で向き合っていて、クライアントを含むお相手の期待を超える成果をお出しすることを常に肝に銘じています。
ですから、お受けした仕事が中途半端になるということはあり得ないのです。
さらにいえば、私自身が選択してきた今の仕事は、一見して、それぞれ独立し、非常に幅をとって乱立しているかのように見えるかもしれませんが、実は、それぞれの仕事で得た学びやスキルが、他の仕事に影響し、互いに相乗効果を発揮してくれます。
たとえば、わかりやすい例を挙げると、テレビに生出演してコメントするという仕事は、明らかに、私のプレゼンスキルとここぞというときの集中力、予期しない質問に対応する瞬発力を高めてくれました。
プレゼンスキルは、クライアントに対し、状況をわかりやすく説明するにあたって効果を発揮しますし、集中力や瞬発力は、証人尋問で効果を発揮します。
そして、私は、一つ一つの仕事をするにあたっては、目の前のことに集中する一方で、必ず、そこで得た体験を、ほかの仕事に生かすスキルとしていかに抽象化するかということを意識するようにしています。
少し抽象的になりましたが、私の仕事の全体像についてお話ししました。
今後、もう少し具体的なトピックも取り上げていきます。
お読みいただき、ありがとうございました!
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