桜咲く滋賀、北へ東へ①グランドメルキュール琵琶湖(滋賀県長浜市)
皆さま、ご無沙汰しております!東京でタクシードライバーをしております、みやびと申します。
私の旅の代名詞と言えば…やはり彦根。
今までの旅で一番多く訪れたのは彦根ですし、これからもまだまだ行くことでしょう。
しかし私には、彦根だけでなく滋賀県全域を巡ってみたい、、という気持ちが強くあります。❤️
お気づきの方もいらっしゃるでしょうけど、私は司馬遼太郎の『街道をゆく』のファンでして…
『街道をゆく』は、偉大なる歴史作家による紀行エッセイ、全43冊という大作です。
その大人気シリーズの映えある第1作目は、なんと近江から始まっているんですね〜!
司馬遼太郎作品の出だしこそ、素晴らしい。😭😭
私は司馬作品を読む時には特に注目して読み始めるんですけどね。
街道をゆくの連載中、編集者に行先を聞かれた司馬遼太郎は、割と早い段階で2回目の近江を訪れたい希望を出していまして。🖋️✨
その稿の出だしには、「初めての街道をゆくは、近江から始まっている」みたいな感じの一文が、ハッキリと書かれています。
それだけ彼も、近江に魅せられていたのです。
今、この文章を書いておりますのは、長浜のグランドメルキュールホテルの一室なんですけどね。
部屋の窓から見える湖畔が、都会の慌ただしい毎日を忘れさせてくれます。
私はいつだって、いっぱいいっぱいで生きていますから、こういった時間がないと苦しいんです。
それなのに、まぁ旅先でもいつも走り回っているんですけどね。笑
さて、長浜。
今回のこの滋賀県の旅は、結果として途中までひとり旅となってしまいましたが。
旅の始めには、またまた会社の仲間と来る予定で日程を組みました。
タクシー会社は労働組合の活動が充実しており、その中には部活などもありまして。
基本的に1人で働くのがタクシー運転手ですけど、部活動を通じて横の繋がりも深められるようになっています。
この会社に勤め始めて、私もそろそろ一年。
部活動の話は昨年の10月頃に耳にし、思い切って新しい部活を作っちゃおう!と奮闘してます。🏃♀️💨
そこに、旅の仲間を増やしてしまった… という訳です。
長くなってしまいましたが、長浜。
滋賀県は琵琶湖をグルッと囲むような形をしていて、琵琶湖を中心に区分されています。
長浜は、湖北地区。琵琶湖の北にあり、伊吹山が目印です。
戦国時代に遡りますと、この地は浅井長政が治めていました。
織田信長と対立し、浅井家は攻め滅ぼされ、浅井亡き後は羽柴秀吉、つまり後の豊臣秀吉が領主となり…
信長に仕える秀吉が、元々の地名の『今浜』から、信長の名前から一文字取って『長浜』に変えました。
長、、
私の長ぁぁ〜い前置きも、長の文字に因んだもの、とご理解ください。笑
来てみたかった長浜、私を惹きつけてやまない近江。
今回は書く余裕を持った旅なので、私の一番の癒し『書く』を楽しむ旅にしようと思います。
どうぞ皆さま、お付き合いくださいませ!
続く。→