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沖縄・平和を学ぶ旅⑥沖縄ユタに会いにゆく(沖縄県浦添市)

東京でタクシードライバーをしております、みやびと申します。

先週末、私は沖縄を訪れました。

沖縄の旅の目的は2つ。1つ目は、慰霊の日の追悼式に参加すること。2つ目は、ユタに診てもらうことです。

今回は、ユタに診てもらった話をお読みくださいませ。

そもそも、ユタって何でしょう?

魅惑の地・沖縄は、本土に増して『目に見えぬもの』を信じる傾向にあります。

沖縄には霊感の強い人も沢山居て、現地風だとセジの高い人と言います。

霊的ステージの高い人、つまり人徳のある人をサージカ生まれ。セジの高く、サージカ生まれの最上級がユタとなる訳です。

ここで軽く、沖縄の信仰にも触れてみましょう。

沖縄の信仰は、大きく2つ。① 先祖崇拝、② 自然信仰。

沖縄には、ほとんど寺がありません。よって檀家制度もありません。(琉球八社など、神社はある)

本土も同様に先祖を敬い、森羅万象の神道と考えは同じですが、沖縄独特の信仰に習合されており、豚の鳴き声を魔除けとしたり、ヒヌカン(竈門の神様)への礼拝を日課にしていたり。

さらに、ユタへの信頼はたいそう厚く、沖縄では3,000〜10,000人のユタが専門職として就いているのです。

興味深いのは、ユタは選ばれた者しかなれぬところ。

たとえば東北のイタコは、修行を経て免許皆伝となりますが、沖縄のユタは、神の啓示を受けねばなれぬ仕組みです。

ユタに選ばれる者は、先ず辛い試練が待ち受けています。家族の死など身の回りの不幸を経験した後、カンダーリと呼ばれる高熱などの病に冒されます。

カンダーリとは、巫病(ふびょう)と言い、神がかり状態を表します。

科学的には原因不明の病ですから、ユタになりかけの人は拝所(ウガンジュ)を巡って、神様へ祈りを捧げ続けます。

それを経て、ようやくユタに必要となる高いセジを得てゆくのです。この時期を沖縄の言葉で、チヂアキと呼ぶそうです。

こうして、ジヂブン=神霊との結び付きが深まると、皆に慕われ敬われるユタとなる訳です。

長くなりましたが、ユタに診てもらった話に戻りしょう。

私のユタ探しは、ネットからです。

沖縄県民の友人は居ないし、口コミで教わる環境にありません。

調べて調べて、信頼できそうな口コミを書いているものを頼りに、2人のユタを見つけ、それぞれの予約方法に合わせて日程を空けました。

私が診ていただいたユタは、浦添市の照屋全明先生、沖縄市の比嘉栄子先生です。

ユタについての前置きを書いたら、まためちゃくちゃ長くなりましたので、診断内容は次に持ち越します。

楽しみに読んでくださる方がいらっしゃいましたら、安心してください。

今の私はコロナ感染中で、熱が上がったり下がったりしながらも、自宅療養中なので書くことに専念出来てますから、、

続く。→

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