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沖縄・平和を学ぶ旅⑦ユタからUターン(沖縄県浦添市)

東京でタクシードライバーをしております、みやびと申します。

先週末、私はタクドラ仲間5名と共に、沖縄を訪れました。

この旅のメンバーにあだ名を付けますと、文句しか言わない『ガンコ』、沖縄に詳しい『ポチャ男』、歩くセクハラいい迷惑『コロナ』、いつもは人格者なのに『酒乱』、その対極にいて話の通じない『アスペ』。

私が、ユタに診てもらいたい!とLINEのグルチャで発言した際、呼応してくれたのはポチャ男さんだけでした。

せっかくだからセカンドオピニオンを受けておきたい私は、ポチャ男さんが診てもらう予定の日に便乗する事となりました。

旅の仲間は、私を含めて4名が独身、2名が既婚です。

ポチャ男さんは既婚で愛妻家。出勤時間も被らないのですが、いつも話が面白いので、私は異性の枠などなく、ただ純粋に、この日ゆっくり語れるのを楽しみにしていました。

それが… 何故か、初めから来ると申し出ていたかのように、ガンコが来ると言い張ります。

こうなると誰にも止められませんから、ガンコを中心にユタに会いにゆくこととなりました。

ユタに会いにゆく前だからこそ、書いてしまいますが… 私は、ガンコを前々から疎ましく思っていた訳ではありません。

旅にゆくのも、もう3度目。それほど文句ばかりの人物だとは思っていなかったのですが、ここ最近は酷い。

かなり信頼している叔父さんのような存在だったんですけどね。私は、まだ会社に入って1年ちょいですから… 付き合い年数の短いガンコや皆さんの何を知ってる訳でもなく。

ガンコって、こんな人なのかなぁ…? いや、時期的なものかもしれない… と、自分の嫌気と決めつけを躊躇う気持ちを持ちつつ。

旅を介して、寝食を共にする機会も増えてきたガンコ。(2人きりはありませんよ!念のため)

ここ4ヶ月の推移でしかありませんが、悪い霊でも乗り移ってしまったかのようなガンコと私達は、ユタに会うためのステップを踏むのでした。

6月24日、朝7時。

二段ベッド3つの大部屋に泊まった私達。前日は全員で国際通り沿いの居酒屋へ行き、深酒の酒乱さん、アスペ、私は先に宿へと戻って休みました。

お楽しみだった他3人が何時に帰って来たのかも気づかず、部屋に響き渡るすごいイビキでお目覚めしました。笑

ほとんど二日酔いせぬ酒乱さんは、ホテルに併設された漫画雑誌の部屋へ。

脳内や私物の整理に人一倍時間のかかるアスペは、シンキングタイム。

私は顔を洗い、ローションマスクで顔を整えています。

段々と夜更かし組も起き出し、ガンコは浴場へ。

ポチャ男さんは部屋に設置されたシャワーを浴び始めました。

病み上がりのコロナは、まだお休み中です。

戻って来た酒乱さんやアスペと雑談していると、サッサと支度を終えたポチャ男さんが言いました。

「ホラ、今すぐ出るよっ!ユタ行こう」

この時、朝8時。

ポチャ男さんが診てもらいたいと言ったユタは、浦添市に暮らし、来訪して順番待ちだと言います。

沖縄に来る前から電話確認をしてくれていて、そんな案内を受けていたそうです。

診断予約は、朝8時から。もう開始です!

念のため、皆で一斉に電話をかけてみよう、ともなり、ガンコや酒乱さん、私がユタの番号に掛け続けました。

ずっと話し中、一度は呼び出し音も鳴りましたが、出る事なく終えました。

「行こう!」

「ちょっ、せめて日焼け止めだけ塗って良いですか?」

「車の中でやって〜〜」

ハァ〜?そんなん、日焼けするでしょっ( *`ω´)

そう思いながら、帽子とマスクで肌を隠して、ポチャ男さん、ガンコと共に、車で浦添市へと向かいました。🚗💨

車の中でも、ポチャ男さんの指示通りユタへ電話をかけ続けました。

また私の携帯にて呼び出し音が鳴るも出るまでには至らず、ガンコの携帯からようやくユタに繋がり、ユタの診断予約は15時からになりました。

紙に書いてもらうので、30分前には来てください、とのこと。

「ガンコさんのお陰で繋がったのは、一番診てもらうべき人だからかもしれないね。ご縁があるんだ、きっと」と、ポチャ男さん。

突然混ざってきたように思いましたが、そうかもしれない… ガンコも色々悩みを抱えてるのね。

私達はユタからUターンし、ホテルの部屋へと戻りました。

15時まではまだ時間があるので、今日のプランの見直しです。

続く。→

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