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桜咲く滋賀、北へ東へ③曳山祭 そのに(滋賀県長浜市)

東京でタクシードライバーをしております、みやびと申します。

先日は、滋賀県に行って来まして。長浜と彦根を旅してきました!

先ず、長浜。

長浜では、曳山祭という山車をメインとしたお祭りが開催されていましてね。

今回は、長浜市民の思いについて感じたことを書いてゆきたいと思います。

前置きで、いきなり違う県の話となりますが…

2年前の夏、私は新潟県長岡市を訪れました。

長岡の町は、幕末期の河合継之助と、太平洋戦争期の山本五十六の故郷。

どちらの時代にも関心の強い私は、ものすごくこの町に行ってみたかったんです。

そんな私の背中を押すような出会いもありました。

たまたま近所の角打ちで一緒に飲んだ一見さんが、長岡出身の人で、長岡旅行の話題になっていき…

「長岡に行くなら、長岡花火の日に行ってください❗️

長岡では、花火が開催されるのは8月2日、3日と決まっています。平日であろうと必ず、この日。

この日を知らずに、長岡は理解できない!

長岡の心を見て欲しいから、花火を外して行くなんてやめて〜」

それまでの私は、旅を安く行きたいので祭などのイベントは避けて行くようにしていました。

長岡の人が力説する花火も、話を聞くまでは避けようと…

しかし、説得に応じる形でハイシーズン高いなぁぁ〜と思いながら、長岡の人のアドバイス通り、花火を見に行ったんです。

余談ですが、おひとり様。笑

「長岡はね、一年で一番経済効果が上がる花火の2日間がとても重要なんだよ」

花火へ行くと宣言した私に、また別の角打ちの仲間が呟きました。

そう。
長岡の人の1年間は、この花火の日に集約されている。

現地を訪れた私は、町の賑わいと活気、花火の素晴らしさを目の当たりにし、町の人の思いと祭の大切さを知りました。

1文字違いの長浜ですが…
この町で観た祭も、長浜の人にとって特別なもの。

町の人はこの日を心待ちにして、日々の生活と長い一年を過ごすのかもしれない…

長岡も、長浜も、どちらも冬は雪に覆われます。

厳しい寒さを乗り越え、祭の日がやってくるのかな?なんて想像しながら、、私は曳山祭を観覧しました。

華やかな曳山(山車)が、商店街を巡る日。

曳山の舞台で歌舞伎を演じる子ども達、指導する大人達、楽器を演奏する人達、曳山を引く人達、それぞれの思いを披露する日。

1週間ほどの日のために、この人達の1年がある。

「曳山祭の舞台に立てることは、長浜市民にとって大変名誉なことなの。

お稽古のためのあれこれ、この教育費もものすごい額になるのよ。

曳山祭の正確な金額は聞いていないけど、違う町の〇〇に係る費用は、一千万円と伺っているから、曳山祭もその位かもしれない…」

旅の滋賀県でこんな話も聞き、長浜と曳山祭の深さを知りました。

お寄せいただいているコメントでは、長浜にいらっしゃって曳山祭を観たことの無い方もいらっしゃるそうですが、、

長浜の町は合併合併で、長浜の人という括りは広いのかもしれません。

滋賀県の町の合併話も面白いので、またおいおい。

長くなりましたが、その土地の祭と心を書いてみました。

タクシードライバーの労働時間は特殊なので、コメント返信遅れますが、皆さまからのご意見、ご感想などお待ちしています!

続く。→

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