神風の伊勢の国①三重県を巡る旅へ(三重県伊勢市)
私は毎年、誕生日のある11月にひとり旅をしています。
長崎県、高知県などいくつかの候補地を出してみたものの、予算の都合で三重県に。
このバースデー旅行では、特に思い入れのある土地、かつ行ったことの無い町を訪れると決めています。
まだ見ぬ伊勢は予算内だけでなく、最適の地でもありました。
三重県入りするには、私の暮らす東京から名古屋まで新幹線、名古屋から伊勢まで快速を利用するのが一般的のようです。
私が愛してやまない滋賀県彦根市へも名古屋経由で行きますから、経済的かつ効率的なルート、安くて早い道のりはこんな感じかな?と、概算の予算はパッと思い浮かんだのでした。
この旅行記を読んでくださる方には今更な情報ですが、私は東京でタクシードライバーをしています。
素晴らしい職に就けたと感謝している反面、労働よりも拘束時間の長さが22時間ほどと大変な激務になりますから、疲れが抜けず、療養も充分に出来ず、、といった具合です。
しかし、『今を生きている』 時間の大切さ、健康の有り難さも前以上に感じて、好きなことを可能な限り、やれるだけやろうと決めて生きています。
さて、三重県の旅へ。
私はお伊勢参りもさる事ながら、大黒屋光太夫という偉人に並々ならぬ影響を受けていますので、今回の旅は、伊勢から白子(鈴鹿市)を周る旅にしました。
東紀州にある熊野や、忍者の里・伊賀も好きな小説から関心はあるのですが、2泊3日の旅ですからね。
思い入れのある町をしっかり見るため、町を絞りました。今回は、鳥羽〜二見浦〜伊勢神宮〜鈴鹿〜白子へ。
先ずは、鳥羽の旅行記から。
私としては、鳥羽に大した思い入れは無かったのですが、、笑
小中学生の教科書かテストの問題文かで、御木本幸吉の偉業を読んだ覚えがありました。
大変な苦労をして、真珠の養殖を成功させた。この養殖の真珠は、天然と変わらぬ価値を世界に認めさせた。
簡単に表すとそんな二言で終わりそうな話でしたが、何となく印象に残っています。
その御木本翁の出身が、鳥羽市です。
他にも、鳥羽は牡蠣の産地。無類の魚介類好きを公言している私ですから、誕生日に牡蠣は最良の食事です。
失礼ながら、普段の疲れを癒して、心を整えて、お伊勢参りや大黒屋光太夫を巡りたかったので、準備運動のつもりで鳥羽を周る気持ちで居ました。
そんな鳥羽ですが、予想以上に楽しかったので、三重県の旅行記は鳥羽から書きたいと思います。
続く→