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ご長寿鰻

こんばんわ。
みなさん鰻は好きですか?

鰻と言えば、土用丑の日が有名ですよね。この時期に鰻の話は、ちょっと季節外れかもしれませんが、先日、私の誕生日祝いで家族に鰻をご馳走していただいたので、鰻のお話をしてみようかと思います。

鰻は、私の好物の一つですが、近年、鰻の値段が高騰してからは、なかなか手の届かないものになってしまいました。

そのため、鰻は自分で買うことはほぼありません。私の中では鰻は手の届かない…高級食材です。
スーパーの棚でも国産の鰻を横目に、近くに置いてある代替食品のかまぼこ鰻や、中国産の鰻などをたまに購入して欲を満たしています。(貧乏)


ですから鰻を食べるのは特別なときだけ。

家族がお裾分けで恵んでくれたり、
体調を崩した時に差し入れしてもらったり、
その時は、
美味しい鰻をありがたく、ありがたく、ありがたーく、頂戴しております。

いつも、ありがとうございます。


鰻は美味しいし、食べると元気がでます。

それもそのはず、
ご存知の通り、鰻は身体を元気にする滋養強壮効果のある食材の一つです。
夏バテを乗り切る滋養強壮食材として1000年前ほどから食べられているそうで、日本では万葉集でも鰻のことが書かれています。

石麻呂に 吾れもの申す 夏痩せに よしといふものぞ 鰻とり食せ

https://www.pref.nara.jp/44177.htm


石麻呂という方はやせ型の細身の人間で、夏は特に夏バテからやせ細ってしまうので、鰻を取り寄せて食べなさい。という意味の句だそうです。

奈良時代から鰻は夏の夏バテ予防食として親しまれていたんですね。



ちなみに、鰻には、こんな栄養素が含まれています。

亜鉛
うなぎに含まれる栄養素の中で、まず代表的な要素として「亜鉛」が言えます。亜鉛は人間の体の代謝に関わる重要な栄養素です。
亜鉛の効果のポイントとして「体の免疫力を高める」といった働きがあります。亜鉛を摂取することで、風邪や感染症にかかりにくくなり、全身の新陳代謝も活発にしてくれます。

ビタミンA
続いては「ビタミンA」です。ビタミンAもうなぎには豊富に含まれています。ビタミンAにも亜鉛と同様「免疫力を高める効果」があります。また目の健康を保ち、美肌効果もあるため、健康面だけではなく美容にも効果的ではあります。

ビタミンB群
続いては「ビタミンB群」です。ビタミンB群には倦怠感や疲労を回復させるといった働きを持っています。会社のストレスや疲労感、季節の変動による免疫低下などにも効果的です。

ビタミンE
続いては「ビタミンE」です。ビタミンEは抗酸化作用が非常に高く、体のバリア機能を強化できる栄養素です。血行促進作用もあるため、新陳代謝の向上にも効果的な栄養素となっています。

EPA
続いては「EPA」です。EPAは魚に多く含まれる栄養素で有名です。EPAは血液をサラサラにしたり、中性脂肪を下げたりと健康面でとても良い働きをしてくれる栄養素です。うなぎにはこのEPAが多く含まれる為、健康に良いだけではなく精がつきやすいと言われます。

https://www.8075.jp/read/topics/732/


亜鉛やビタミンB群など、身体を元気にする栄養素がたくさん含まれています。
美味しい上に、体を回復させるために必要な栄養素が取れるなんて、嬉しいですね。


さらに、鰻は実はご長寿生物だと知っていますか?
鰻は自然環境でも20年から30年生きると言われており、世界最高齢の鰻は155歳だったとか!

155歳のウナギ死す。

世界最高齢のウナギが死亡した。スウェーデン人男性トマス・キェルマンさんによると、スウェーデンのブランテヴィクにある、彼の自宅の庭の井戸で長年飼われていて、先日死亡したウナギは少なくとも155歳だったという

https://www.huffingtonpost.jp/2014/09/05/rip-ale-the-worlds-alleged-oldest-eel_n_5770750.html


ご長寿の鰻を食べて、元気をいただき、
私達も長生きできたらいいですね!

誕生日の鰻重




読んでいただきありがとうございました。



最後に著書の宣伝です。


『幸せに人生を終えた人から学んだこと』の中にも、ご長寿さまの食生活について書いてあります。
ご興味ある方は是非ぜひご一読ください📚




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