【徹底解説!】法人事業税について
今回は、法人3税の1つである、
法人事業税についてお話していきます。
では、早速解説していきます。
法人事業税とは
法人事業税とは、
法人の所得に課税される税金のひとつで、
法人事務所や事業所がある都道府県に納付します。
法人事業税の税収は、
道路整備や消防警察などの行政サービスなど、
公共のサービスや施設のために使われます。
法人事業税は、
収益事業を行う公益法人や公益法人ではなくても
公益事業を行なっているとみなされる
法人に課される税金です。
法人事業税の特徴は、
税金であるにもかかわらず経費として計上できる
ことです。
つまり、所得が赤字の場合は、
法人事業税は非課税となります。
法人事業税の計算方法
法人事業税の計算式は以下のとおりです。
所得×法人事業税率=法人事業税額
税率は都道府県ごとに定められており、
法人の種類や課税所得、
事業開始年度によって異なります。
東京都の場合
平成31年(2019年)10月1日からは
以下の税率になります。
課税所得が400万円以下の法人:3.5%
課税所得400万円超800万円以下の法人:5.3%
課税所得800万円超の法人:7.0%
まとめ
法人事業税は、赤字の場合は、
課税されません。
また、法人事業税は、
所得からかかるので、いかに控除を
知っているか知っていないかで、
手元に残る金額に差が出るでしょう。