吉本芸人が明かす錦鯉M-1で優勝した理由

野崎です、
「大爆笑したよ！」
「うんうん、本当にレベル高いですわ」

仲良しの芸人と
2021年お笑いの最高峰
「MIグランプリ」の話題で
盛り上がっていた時の話です。

M-Iグランプリとは、、、
吉本興業と朝日放送テレビが
主催で開催されている
新人漫才師発掘コンテスト。

その歴史は古く、
2001年から年に1度年末に放送される
芸人界のビックイベントなんです。

んで、、、
見事2021年に
優勝をゲットしたのは

錦鯉（ニシキゴイ）さん

※画像はM-1の公式サイトからお借りしました

結成9年目、
決勝戦では最年長のコンビです。


ボケ（白スーツ）の
長谷川さんは、今年50歳。


錦鯉さんの優勝を
目の当たりにしたとき、、、、


人生折り返し地点でも、
夢は叶う！

と、、
勇気をもらった方も
多いのではないでしょうか？

本当に本当に
おめでとうございます。

では、なぜ？
2021年のM-1グランプリで
錦鯉さんが見事優勝に輝いたのでしょうか？

知り合いの芸人曰く、、、

審査員の年代に
ピッタリ響くネタだったから

錦鯉さんは、50代のおじさんが
20代女子が集まる合コンに行った時の
エピソードをネタにしていました。

・公園の紙芝居
・水飴
・乾燥した踵
・50歳過ぎたらカラダの痛くなる場所

などなど、、、


20代女子との
ジェネレーションギャップの
ボケが会場を沸かせていました。

そして今回、
M-1グランプリの審査員は、、、

オール巨人さん（70歳）
上沼恵美子さん（66歳）
立川志らくさん（58歳）
サンドウィッチマン富澤たけしさん（47歳）
中川家・礼二さん（49歳）
ナイツ塙宣之さん（43歳）
ダウンタウン松本人志さん（58歳）

と、、、
審査員も昭和のど真ん中。


まさに、、
錦鯉さんのネタが
ピッタリハマる世代なのです。

つまり、錦鯉さんは
審査員にドストライクのネタを用意した

ことが、、
優勝を勝ち取る要員の一つ


と、捉えることもできますよね。

実はこの錦鯉さんの成功戦略
私たちの暮らしでもよく
使われている事なんです。

専門用語で、
ターゲティング
と言います。



例えば、、、


若者が集まる東京渋谷の109には、
今流行りのタレントを
起用したZ世代向けの広告


郊外と都心を結ぶ電車の中には、
「始発だから座れるので通勤もラク」
を謳った分譲マンションの広告

飲み屋街では、
ウコンやヘパリーゼなど、
飲む身体を労るデジタルサイネージ

などなど、、

そこに集まる人の心に刺さる
内容の広告を流しているんです。

野崎さん、
広告はお金かけているから
市場調査するのは当たり前でしょ？

と、思われるかもしれませんが、

私たちの身近なところでも
知らず知らずのうちに、

ターゲットに合わせた
喋り方をしているんです。

わかりやすい
飲食店を例に出してみますね。

初めて行くレストランと、
よく行く居酒屋では、

店員さんと話す内容が
異なってきます。



初めて行くレストランなら、
「ここのオススメは何ですか？」
と聞くのに対し、

常連の居酒屋なら、
「キープしているボトルと、
いつもの、ゴーヤチャンプルお願い！」

と言うように、
相手との知識レベルに応じた
話し方にチェンジしているのです。

なので、
もし、あなたが、

・もっと仲良くなりたい
・相手と距離を縮めたい


と、思ったら、

相手の世代、
興味関心を持っていること

それらをリサーチして、
相手が好きそうな話題を振る。



そうすると、、
心の距離がグッと縮まって、


M-1で優勝した錦鯉さんみたいに
相手の心を動かすことができるでしょう。

まとめ

相手のことを理解することで
人の心は動かせる

今日も最後までお読みいただき
本当にありがとうございます。

アルコールライター：野崎 麻里

追伸：

「野崎さん、飲み足りないでしょ？！
ハイボール濃くしておいたよ」

こんな気遣いされたら
また通っちゃいます。