【読書】年に1度のお馴染みの世界~『こいごころ』(畠中恵)~
畠中恵の「しゃばけ」シリーズ第21弾です。
↑kindle版
マンネリもマンネリ、もうこのシリーズは読むのをやめても良いかなと思いつつ、新刊が出ると、一応チェックしてしまいます。とはいえ買わずに、図書館で借りて済ませているので、たいてい読むのは1年後くらいなわけですが。
今回も、何だか謎解きの詰めが甘い話があったりして、ちょっともう一つでした。中でも「せいぞろい」は、そもそもなぜ千両箱が川の中にあったかが説明されておらず、もやもやしました。まぁ私が読み落とした可能性もありますが。
うん、でもお馴染みの世界を年に1度くらいは訪れたくて、ついつい読んでしまうんですよね。
心に残った部分。
なんとなくこれ、身につまされました。
これ、知りませんでした。
今巻は、あるいは今巻もというべきか、身勝手な人物や妖が大勢出てきます。その一人にあてた言葉ですが、その人物は結局自分の間違った点を分かっていないんですね。現実世界でも、こういう人って増えている気がします。
見出し画像には「みんなのフォトギャラリー」から、美味しそうな湯豆腐の写真をお借りいたしました。作中、何度か湯豆腐が登場するので。
↑単行本
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