【読書】循環型経済に向けて~勝手に応援!「ビッグイシュー日本版」(VOL.475 2024.3.15)~
「ビッグイシュー日本版」を勝手に応援する記事、第78弾です。そもそも「ビッグイシュー日本版とは何か」をご説明した第1弾は、以下をご覧ください。
今号のスペシャル企画は「生きのびるデザイン」です。
そこからの転換を模索するのが「生きのびるデザイン」なわけです。
これは良いことですが、取り組みの開始のことは知らなかったので、まだ目に見える形になっていないということでしょうか。まぁ、私が知らないだけという面もあるようですが。
日本中が、そして世界中が、こうなるべきですよね。ちなみにこの記事で紹介されている、「地球環境を破壊することのない持続可能な範囲で、貧困や格差のない社会を実現し、誰もが豊かさを平等に享受できるようにする」(p.10)ドーナツ経済については、以下の本で紹介されています。
「どこにでも持ち運べて、100ℓの水で、本来なら2人しか浴びられない水量で100人がシャワーを浴びられるようにできる」(p.11)WOTA BOXは良いですね。2018年以来、災害現場で使われているそうです。WOTAのCEOの前田瑶介さんは、災害現場にとどまらず、「排水を水源ととらえ、住宅単位で再生して繰り返し使う『小規模分散型の水インフラ』の普及が急務」だと言っています。トイレやお風呂、洗濯に使う水くらいは、ぜひそうするべきだと思います。
「パソコン、家電製品、衣類に至るまで、10万個以上の修理ガイドを提供」(p.14)している世界最大の無料オンラインコミュニティのiFixitは、機会があればぜひ使ってみたいです。
特集以外で印象に残ったのは、「池内了の市民科学メガネ」の以下の一節です。
今号も、非常に勉強になりました。
「ビッグイシュー日本版」のバックナンバーは、街角の販売者さんが号によってはお持ちですし、サイトからは3冊以上であれば送付販売していただけます。
コロナ禍のあおりで、路上での「ビッグイシュー」の販売量が減少しているそうです。3ヵ月間の通信販売で、販売員さんたちを支援することもできます。
もちろん年間での定期購読も可能です。我が家はこの方法で応援させていただいています。
見出し画像は、今号が入っていた封筒のシールです。「小商い」で発送作業をしてくださった宮本さん、いつもありがとうございます!