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観音崎・浦賀周辺の神社巡り④(西叶神社編)

観音崎・浦賀周辺の神社巡りの記事、第4弾です。

東の叶神社から西の叶神社へは、「浦賀の渡し」を利用します。


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船着き場のそばには、こんな看板が。

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ほほう。幕末史の1つの舞台だったのですね。


船着き場のインターホンを押すと、船が迎えにきてくれるシステムなのですが、友人は押しても、「どこかで鳴った手応えがない」と呟いていました。


でもちゃんと、来てくれました。

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はい、到着~。


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西側に渡ってから、撮りました。すぐに次のお客さんが乗り込みました。


そして西の叶神社へ。もちろんというべきか、こちらの叶神社も、文覚上人が石清水八幡宮を勧請したものです。


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扁額は叶大明神。正式名称は叶神社です。


この神社、彫刻がすごいです。後藤利兵衛義光作。彼の出世作だそうです。


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正面の竜。


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拝殿の軒下にも、彫刻が。


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扉にもあり。


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柱には想像上の象。


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獅子。「わおん」系。


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象の左下にフクロウがいます。他の彫刻に比べてざっくりした作りだと、友人が評しておりました。


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皇室の十六弁の菊の御紋が。御祭神に応神天皇と神功皇后が入っておいでだからだそうです。


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何枚撮っても、どうしても光線の加減でうまく撮れなかったのですが、棟木を支える力士像があります。


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拝殿の床下部分の外回り(通じるでしょうか)にまで、彫刻があるのです。


ちなみにまた系統が違うものの、彫刻がすごいのは柴又の帝釈天です。よろしければ、ブログのほうの記事をご覧ください。


そして狛犬が、東の叶神社とはまた違う意味でちょっと変わっています。


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阿形。一見普通ですが、右にある蘇鉄と柵の間には……。


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子獅子がいます。


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阿形正面。


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吽形。


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吽形そばの蘇鉄と柵の間にも……。


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もちろん子獅子がいます。


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吽形正面。ちなみに西叶神社の狛犬は、両方とも口を開けているという説がありますが、一応こちらが吽形かと。


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吽形のお尻。渦を巻いているしっぽが可愛い。


なお西の叶神社と東の叶神社でセットで完成するお守りがあります。


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東でお守り袋を頂き、西で勾玉を頂く、と。ちなみに色は、ピンクとか、確か五色あるはずですが、どちらの叶神社でも五色すべては置いていませんでした。言えば出してくれるかもしれませんが。


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今更、恋愛のほうの縁結びはどうでも良いですが、仕事や友人の良縁は大事ですから。

このお守り袋のほうを頂いたので、東の叶神社では硬貨を納めるようのお守り袋は頂かなかったのです。だってお守り袋と勾玉、それぞれ500円なので……(^-^;


この後、神社をもう1つ訪れることになります。



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margrete@高校世界史教員
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