奈良の寺社巡り⑧(櫻本坊・ごんげんらいす水本米穀店編)
旅行から早くも1ヶ月が経とうとしており、早く完結させねばと思いつつも、なかなか進みません。もはや部分的に、記憶も曖昧ですが(^-^;
ともあれ、櫻本坊編です。ここはまず、仁王門の仁王像が目を引きます。
そして、夢見の桜。「天武天皇が夢でご覧になった、しだれ桜」です。夢判断・夢占いの発祥地だとか。
そして本堂へ。
軒先の彫刻が見事でした。
櫻本坊は、見所たっぷりでした。エンノ先生に、蔵王大権現、「吉野山寺宝めぐり」の一環で、「役行者母公像」も公開されていました。聖天堂では、「様々なご縁を結んでくれる八角形の絵馬」も奉納させていただきました。大講堂の窓からは上千本が一望出来ましたが、まぁこんな感じです。
ま、例のごとく1週間早かったですね。
櫻本坊を出た後、遅いお昼にすることにしました。たまたま目についたのが、こちら。
ここ、大正解でした。
1,800円で、このボリュームはすごい! こんなにご飯は食べられないかと思いきや、完食しました。さすが米穀店、お米が美味しかったです。お米だけではなく、一品一品、素朴だけど丁寧に作られていて、体と心の栄養でした。
格子越しに、すぐ前が通りなので、オープンカフェ感覚でした。向かいの家の桜がきれいでした。
店内は昔ながらの奈良の民家で、親戚の家にでも来たような感覚です。女将さんもご主人も、優しそうな良い人たちでした。
蔵王権現の散華ですね。
店内のしつらえも、さりげなくも気の利いた心配りがされています。
2年前、最初の緊急事態宣言の時のお話を少しだけ伺ったのですが、皆で山に登って、ゆっくりお花見をされたそうです。いつもなら観光客を迎えるのに忙しく、自分たちはお花見なんてできないのに、それができたとおっしゃっていました。あの年は確か、見る人が少ないのが惜しいくらい、いつになく吉野の桜が美しかったと旅館の御主人が言っていたのを、テレビで観た記憶があります。
エネルギーも補給され、いよいよ本日のメイインイベント、金峯山寺の蔵王権現の御開帳へ……のはずが、この後、また寄り道することになります。
なお店内から見ていた桜は、こんな感じでした。