春の雨とランドセル
時々、自分の頬を叩かないと、自分がどこにいるのか、そもそも、自分はちゃんと生きているのか分からなくなります。
毎日の変化が少ないというより、あまりにも平和すぎてボケそうです。もちろん、これは見せ掛け、張りぼての平和でしょう。でも、平和ってこんなものかしら。
こんなときは猫のマールを見倣って、平和な過ごし方を真似っこです。
猫は平和な生き方の師匠です。
実は、この自省録の言葉がいちばん好きかもしれません。
肩濡らしあいあい傘の春の雨
今はソーシャルディスタンスを取らなくてはいけないし、せっかくの春の雨でも、相合い傘は無いでしょうかね。
肩が濡れないように、わたしの方に少しだけ傾けられた傘。そんな些細なことにキュン!としたのは過去のこと。
「あたしの肩が濡れる!」とグイッと自分の方に傘を引っ張る、そんな婆さんになりたくないなあ。
そういえば、先日、雨の止み間に薬局に行こうとしたら、傘を前後にブイブイ振っている兄ちゃんと擦れ違いました。
思わず「危ないよ~」と、声をかけてしまいました。
今どきの姪やみどりのランドセル
わたしが小学生だったころは、ランドセルは赤と黒でした。
たぶん他の色もあったのかもしれませんが、やはり小学校入学が目の前に近づくと、赤いランドセルを背負う自分を夢見たもんです。
決して、紫とか緑のランドセルは頭に浮かびませんでした。標準的な子どもでしたね。
それが社会人になると、着物着て、バイクで通勤するようになるので、人間、どこでどう成長、変化するか分かりません。