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春の雨とランドセル

時々、自分の頬を叩かないと、自分がどこにいるのか、そもそも、自分はちゃんと生きているのか分からなくなります。

毎日の変化が少ないというより、あまりにも平和すぎてボケそうです。もちろん、これは見せ掛け、張りぼての平和でしょう。でも、平和ってこんなものかしら。

こんなときは猫のマールを見倣って、平和な過ごし方を真似っこです。

猫は平和な生き方の師匠です。


すべて君が苦手だと思うものに慣れよ。なぜならば左手は習慣の無いために他のあらゆる仕事には不器用なのに、手綱は右の手よりもしっかり持つ。
それはこれに慣れているからだ。

自省録より本日の自戒


実は、この自省録の言葉がいちばん好きかもしれません。


春になると勝手に咲きます


肩濡らしあいあい傘の春の雨


今はソーシャルディスタンスを取らなくてはいけないし、せっかくの春の雨でも、相合い傘は無いでしょうかね。

肩が濡れないように、わたしの方に少しだけ傾けられた傘。そんな些細なことにキュン!としたのは過去のこと。

「あたしの肩が濡れる!」とグイッと自分の方に傘を引っ張る、そんな婆さんになりたくないなあ。

そういえば、先日、雨の止み間に薬局に行こうとしたら、傘を前後にブイブイ振っている兄ちゃんと擦れ違いました。

思わず「危ないよ~」と、声をかけてしまいました。


上の兄姉から15歳遅れでやってきた
姪っこは今どきの子。
でも、もう少し可愛かったんですがね_(^^;)ゞ


今どきの姪やみどりのランドセル


わたしが小学生だったころは、ランドセルは赤と黒でした。

たぶん他の色もあったのかもしれませんが、やはり小学校入学が目の前に近づくと、赤いランドセルを背負う自分を夢見たもんです。

決して、紫とか緑のランドセルは頭に浮かびませんでした。標準的な子どもでしたね。

それが社会人になると、着物着て、バイクで通勤するようになるので、人間、どこでどう成長、変化するか分かりません。


こんな時代もあったなあ~
でも、あれから何度も脱皮したけれど
何が変わったのかしら