想像と違ったリモートワーク新社会人1か月半
働き始めて1か月半。
私の会社はオフィス閉鎖のためフルリモート。
在宅勤務でスタートを切った新社会人は前年代でみたら珍しいと思うので、リアルな感触を忘れないうちにnote.に書き記しておこうと思う。
テレワークって一体感持てないよねは嘘だと思います。
テレワークをすると仲間意識が持てないとか、距離が縮められないとかいわれている。
私も働き始める前はどうせリモートで働いてもたいして仲良くなれないんだろうなって思っていたほうだった。
しかし、実際働いてみるとたしかに会えないことへの歯がゆさを感じることはあるが、快適に同期たちや先輩とコミュニケーションを取れている。
テレワークで1か月半働きこのように感じるようになった理由を自分なりに考えてみた。
私の結論としては、テレワークでコミュニケーションを円滑に取れる環境は規模感に依存するということだ。
というのも、うちの会社は何百人単位での採用ではなく、全体でも数十人で職種別に分かれると10人程度しか同期がいない。
そして、このように快適なコミュニケーションが取れているのはこの規模が影響していると考えるのだ。
さらに詳しくすると、リモートでも距離を縮められた要因は以下の2点が大きいと思う。
・積極的なアクティブラーニング
・少人数のグループワーク
それぞれについて具体的に書いていこうと思う。
積極的なアクティブラーニング
研修中は座学だけでなくブレークアウトルームに分かれてディスカッションをする時間が多く取り入れられていた。
これによって同期と話す機会が増える。
そして、10人程度しかいないと2日もあればほぼ全員とブレークアウトルームで一緒になるし、講師の方の目もないので余った時間に雑談をする。
これによって、対面の時とさほど変わらないコミュニケーションができているような気がする。
同じ会社の同じ職種に採用されているのだから同じようなタイプが集まり、ある程度は同質性が高いコミュニティだと思う。
だからこそ、心理的安全性が高いというのもあるのかもしれない。
少人数のグループワーク
私にとってかなり大きかったのが、このグループワークだ。
私は技術系の職種で入社したこともあり、何かを作りあげるというワークがあった。
一緒に何かを作りあげるという経験は、時にはうまくいかなかったりしても、お互いに助け合ったりと、自然と一体感を生まれさせる。
これはテレワークだろうがオフライン研修だろうが変わらないことだと思うが。
このワークは職種別研修になった初日から始まったのだが、まだまだどうやってコミュニケーションを取れば良いのかわからない中だったからこそ、受ける側からしても距離を縮められて助かった。
デメリットももちろんある
こうやって同期との仲は深められたとしても技術的に何か問題が起こった時でも教えてもらえるがわかりずらかったり、先輩社員から働く上でのTipsを盗めないことは残念だと思う。
まだまだ研修中だが、研修が終わった後も今の状況が続くならばどのように先輩たちが効率的に働くための工夫をしているのかわからずに社会人の基礎を身に着けていかなければならなくなる。
そう考えると少し怖い気もする。
テレワークで始まった想像と違った1か月半
私は人見知りなのだがZOOMだと不思議と緊張しないし、研修内容のおかげでかなり同期との距離感も良く快適に働けている。
テレワークで仲が深められたこともあると思うし、これがもし対面だったらここまで同期と距離を縮められていたのかむしろ不安もあるくらいだ。
周りは早くオフィスに行きたいというが、私は休憩時間に人との繋がりを断てるリモートワークのおかげで精神的に疲弊することができているし残念なこともあるが今の働き方に満足している。
(そもそも新入社員だし、オフィスワークの時と比較したことはないんだけれども。)
これからどうなるかわからないが、今あることを前向きに肯定して捉えながら働いていきたいなって思います。