BIツール:Tableauを使っている感想
最近、業務でBIツールのTableauを使用しています。Tableauでは、主に以下の様な作業をしています。
1.業務用データの基礎的な集計
①単一指標の円グラフ・棒グラフの作成
②複数指標の表の作成
③平均値・中央値等の記述統計の計算
2.統計学的な分析の実施
①データ間の相関の確認
②相関に基づく業務上の重要変数の把握
3. 報告資料の元データ作成
①ダッシュボードで上記の集計・分析結果の取りまとめ
②ダッシュボードを画像データとして報告書に活用
※報告書の作成はPPTで実施
これまでBIツールを使用した経験がなく、Tableauで初めてBIツールというものに触れました。
世の中の書籍やブログ等で既に知られていますが、プログラミングの知識がなくても、直観的な操作で多様な観点から集計・分析を行えます。
また、それなりの習熟は必要ですが、集計・分析結果を可視化する際に見やすく、初めて結果を見る人にもわかりやすく伝えられます。
「操作の簡便さ」と「報告時の伝達コストの低減」は、データの集計・分析を行う人にとっては強力な武器になるため、大変ありがたいです。
まだまだ、十分に機能を活用できていないため、今後さらに習熟をはかりたいと思います。習熟の方向性としては以下を想定しています。
1.Tableauでの集計・分析に関して基本的な理解を深める
①基礎概念をきちんと理解する
〜集計•非集計/連続•不連続/メジャーネーム•メジャーバリュー等
②表現できるグラフ・表の幅を拡げる
2. より高度な分析を行うためにRとの連携方法を学ぶ
3.外部データベースとの連携方法を学ぶ
方向性の1は、Tabelau内で完結する作業のため、手始めに取り組み始めています。下記の書籍の内容を再現したり、業務での作業の効率化や品質の向上のための試行錯誤の中で、身につけたいと思います。
方向性2は、TabelauはあくまでBIツールで集計や可視化は便利ですが、高度な統計分析はまだまだ発展途上な段階だと思います。分析の担い手の問題意識に応じて柔軟な分析を行うには別の統計ツールの方が便利だと思います。そのためRの勉強を含めて、学んで行きたいと思っています。
方向性3は、今後の業務範囲や分析の幅を拡げるための準備です。現状は限定的な元データでしかもExcel形式を読み込むだけですが、将来的には外部データベースからデータを取得し、リアルタイムで更新する等も想定されます。そうした場合に備えてこちらも学んでいきたいと思っています。
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