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ごはん雑記 思い出を食べる

今日はオムレツではなく、たまごやきにケチャップ。
「子どもの頃よく朝ごはんに食べたなぁ」と思い出したら、無性に食べたくなったのだ。

思い出の味とかってよく聞きますけど、味って、なにを持ってして思い出されるんでしょう?

(脳みそが働いてそうなるのよ、なんて言われちゃったらそれまでなんですけどね)

この、たまごやきとケチャップの場合は、どういう類のものであれ、オムレツではなくたまごやきの端っこの方に、こうたらたら〜っとケチャップが添えてあれば、だいたいわたしの思い出の味になります。味というより、雰囲気とか、見た目とか、子どもの頃食べていたときの温度感みたいなものが再現されることの方が重要な気がします。

「あ、これ、あの時のあの感じに似てるなぁ」みたいな。

人生の弱っている時期に、そういう味をよく思い出します。

理由は説明できないんですけどね、思い出の味って、食べると、ふふって、鼻で笑っちゃうような、思わず気が緩んじゃうような、そういう効力がありますよ。

「“もうつかれちゃったよ〜、そろそろ補給しないと保たないぞ〜”というからだからのサインかもしれないよね。なら思う存分食べないとね」と、ちょっとめちゃくちゃな結論に至りながら、たまごやきにたっぷりケチャップをくぐらせて食べました。やっぱりおいしい。

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---その他、この日夕飯に食べたもの---

大葉を細切りにしたのを冷たい豆腐に乗せて、ごまを指と指ですりつぶしながらかけて、その上からお醤油。最近一押しの食べ方。

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玄米の上にちりめんと黒ごまをわっさり。お汁は豚ならぬ、鶏汁。赤いお芋入り。

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ごはんをたらふく、しかも好きな人と食べられるだけで、生きる上で得られる幸せの大半を感じているんじゃないか。

と思いながら、おやすみなさい。

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