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日報 2月20日 “自分”は更新されていく

記入者:明明


人は単純だ。
と思った朝。

人は複雑だ。
と思った夕方。

人ってよくわからないもんだな。
と落ち着いた夜。



数学の時間は眠たくなるのに、
布団の中では目が冴える。

数学のノートに素晴らしい落書きをしていたら、
チャイムが鳴ってもノートを閉じないでしょう。

バイト中は早く時間が過ぎればいいと思うのに、
たのしい食事は終わらないでほしいと思う。

好きな人や憧れの人と同じバイトをしていたら、
バイトの時間がどんなに過酷でも、
そのどこかに天国を感じるでしょう。



その日の状況によって、
自分の精神状態はとんでもなく変わっちゃうもんだね。

「変わるもんなんだ」って思えば、
これから出会う未知なる自分が、ちょっと楽しみじゃない?
壁にぶちあたったとき、自分はどんな顔して何をするのか。
そういう、未知でわからない自分がいる。
今の自分の想像を超えている自分が、未来にいる。

「人(自分)なんて、わからないもんだなぁ」って開きなおって、
私は心おだやかに、自分を更新しながら壁を超えていきたいよ。



今日は満月で、
太陽があったかくて、
ちょっと身体がだら〜んとしてて、
たくさん笑っただけで頭がガンガンして、
おせんべいがやけにおいしかった。



朝起きると昨日の続きみたいに思えるけど、
本当は真っさらな新しい自分なんだろうなぁ。

今日は冷たい水がおいしい日で、
昨日は生姜入りの紅茶がおいしい日だった。
明日は何がおいしい日だろう。



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