日報 1月31日
記入者: かくなみ みほ
白状します。今日、仕事中に居眠りをしました。
それも、会社に置いてあるソファーで堂々と!
小一時間くらいでしょうか。
それはそれは、幸福な睡眠でした。
薪ストーブがパチパチ音を立てる様子を耳で聞きながら、
だんだん遠のいていく意識を味わいました。
眠っている状態と起きている状態の、
ちょうど真ん中くらいの場所に意識がありました。
海の波のように、
打ち寄せては遠ざかり、
遠ざかっては打ち寄せ……
一瞬の出来事のように感じました。
しかし目が覚めて時計を仰ぐと、
横になってから45分が経過するところでした。
夜、布団に入って目を閉じたと思ったら、
次の瞬間には翌日の朝だった、なんてことがあります。
眠りの状態を、もっと味わいたい!
しかし、眠っているので意識がない。
味わいたくとも、なかなか味わえませんでした。
その上で今日の居眠りの質は、
本当にちょうどよい具合でした。
つまり、最高の状態です。
「ちょうどよい」という状態が、
何事につけ、わたしは最上なことだと思っています。
居眠りは、周りの人に配慮して、効果的に。
自分にとっての「ちょうどよい」は、
他人にとっても「ちょうどよい」とは限らないのでね。