似顔絵_明明_2_4

日報 4月9日 「一生懸命やる」よりも、力が湧く魔法

記入者:明明


自分のことを棚にあげて、一生懸命働いてばかりの人がいます。

そんなに体力を消耗するような生き方して、疲れないの?
と、ミンミンは思います。

何年か前に、
「ねぇねぇ、そんな体力を消耗するような生き方して、疲れないの?」
と、当時同じ職場だった人に聞いてみたことがあります。

その人は目をぐりっと見開いて、
引きつった笑顔でこう言ったよ。

「疲れるに決まっているでしょう?」

その引きつった笑顔が、今でも忘れられないの。



仕事にやりがいがあって、日々の暮らしに満たされているなら、
疲れていても、きっと得るものがあるよね。

でも、その人は違った。

まるで、
「一生懸命働いていないと、私はダメになる」
という魔法にかかっているみたいだったの。

ミンミンが、
「そのやり方疲れない?」と聞いたとき、
「それを聞くのはタブーだよ」みたいなオーラを感じた。

疲れることは疲れるけど、目的があってその仕事をやってるなら、
疲れを労うのはタブーじゃないし、卑屈になんてならないよね。

どこかに不満があって、それを我慢しながらやっているから、
「疲れ」しか残らないんだ。



目的のない“一生懸命”は、人を壊しちゃうかもしれない。

一流大学に入学するとか、
大手企業に入社するとか、
そこだけをゴールにしない方がいいと思うの。

学びたいこと、知りたいこと、今必要なこと。
そういうことを一番に優先しても大丈夫だよ。

その先で、あなたを待っているものがたくさんあるよ。

今すぐに欲しいものが手に入らなくても、
ちょっと先の未来できっと待っていてくれているよ。



「一生懸命やる」のもいいけど、
「面白いからやる」方が、力を発揮してると思うのね。

どんなことでもいい。
「面白い!」って思ったら、その魔法にかかってみてよ。

きっと今までの「疲れ」とは違う、
たっぷり遊んだ後の“心地よい疲れ”を感じられるから。



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