日報 1月11日

記入者：タラバミント


流れ星が人口で作れるようになったそうだ。


ちょっと心もとない気持ちで、
白い息を吐きながら夜道を歩いていると、
ふいに空に線が横切る。

(あ……流れ星)

と思って見上げた時には、
流れた残像だけが感じられて、
なんだか、じーんとする。


そのうちさ、
宇宙の奇跡はみんな人が再現できるようになって、
北海道でオーロラも見れるようになるんだろうか。


『宇宙のひみつは ちみつなはちみつ』
というセリフを知っている。
あの映画、僕はとても好きだ。


あり得ないような出来事は身近にあって、
奇跡の連続で僕たちは存在している。


くさいなぁ。
でも、僕はそう思うよ。


今日は大先輩のお言葉を頂戴した。

『よくわからない、未開拓のことでも、
普遍的で新しくてかっこよかったら、面白いもんになるよ』


出張先はあたたかい土地です。
僕は、宇宙の秘密は知らないけれど、
宇宙の現象は、運命的に味わいたい。