【Isekai Battle考察#1】「NFTを奪い合う」、純度100%フルオンチェーンゲームの魅力について考える
※6月12日21時にIsekaiSaga→IsekaiBattleへのタイトル変更発表があったため、本noteのタイトルを変更しました
クリプトの世界に片足突っ込んでいるマーガレットです。
先日はTwitterのキャンペーンでIsekai SagaのWL(ホワイトリスト)を入手するまでの経験を初心者ならではの目線で書き連ねました。
今回は「Isekai Saga」の魅力を考察したいと思います。
Isekai sagaとはイーサリアム・メインネット上で遊ぶことのできる「NFTを奪い合うフルオンチェーンゲーム」のことです。ホワイトペーパー(概要説明書)が出ていますので、概要についてはこちらを確認いただくのが手っ取り早いです。
※リンク先は日本語なのでご安心ください。
私の考えるこのゲームの魅力は次の3点に集約できます。
①ゲームそのもののとっつきやすさ
②クリプト界隈のコア層にも響く”純度”の高さ
③精神的リアリティの高さ
以下、これらの魅力について解説していきます。
なお、多くの記載は@paji_aさんのTwitter情報を参考にしていますので、ご了承ください。
①ゲームそのもののとっつきやすさ
皆さん、FFやドラクエは好きですか。特にドット絵時代の、どこか郷愁を誘うような、抗いがたい魅力の虜になっておられる方も多いのではないでしょうか。
Isekai Sagaは、ドット絵の世界感の中で、web3.0の最先端を体感することのできるゲームであると言えます。
画像をご覧ください。ワクワクしますよね。レベル上げしたくなりますよね・・・!
また、discord内での情報を確認すると
・1日15分程度で遊べる(1日中ゲームに張り付いている必要がない)
・お金持ちが勝てるわけでは必ずしもない
といった、時間や経済的余裕のない方にもやさしい設計になっているということです。
さらに、イーサリアム・メインネット上で展開されるため、初心者の方でも気軽にエントリーできる仕様かと思います。
イーサリアムは、CoinCheckなどの仮想通貨取引所で簡単に手に入りますが、NFTによっては入手するのにPolygonへのブリッジなどが必要な場合もあります。こういった作業は初心者にとってかなりハードルが高いのですが、Isekai Sagaについては、とりあえずイーサリアムの購入ができて、MetaMask(ウォレット)を使っていればエントリーすることができます。
今後PoWからPoSに移行することで、ガス代についても安くなることが予想されるので、さらに参入が容易になりそうです。
②クリプト界隈のコア層にも響く”純度”の高さ
NFTの”純度”とはなんでしょう。まずは、下記ツイートをご覧ください。
つまり、フルオンチェーンで実装されるNFTゲームは、金(GOLD)でいうならば、18金ではなく24金!ブロックチェーン的なるものとしての「永続性」や「確からしさ」が格段に違います。
それは、「クリプト原理主義者」達にも響くということです。まがいもののNFTゲームではなく、ブロックチェーンの思想に基づいた純度の高いゲーム・・・。これが刺されば、Isekai Sagaが実装するフルオンチェーンの様式が、web3.0時代におけるデファクトスタンダートとなる可能性もあります。
将来、「ああ、これがweb3.0時代のゲームの基本となったゲームか」と語り継がれる可能性・ポテンシャルを秘めているのが、このIsekai Sagaだと思います。
③精神的リアリティの高さ
これまでゲームの進化は視覚的・聴覚的な方向の進化でした。
例えば、Unreal Engine 5で再現された映像をご覧ください。
つまり、見た目をいかに本物に近づけるかというところに重点が置かれていたのです。
一方のIsekai Sagaは、ドット絵のゲームであることからもわかるように視覚的・聴覚的な進化は捨て置いています。この視覚的・聴覚的な進化をX軸とすると、Isekai SagaはY軸=精神的なリアリティを追求したゲームとなります。
精神的なリアリティとは何か・・・
例えば、皆さんが現実の世界で大切にしているもの、財布やスマホ、カギ、大切に集めていたコレクション・・・などを失くしてしまったら、どのような気持ちになるでしょうか。
きっと、勉強や仕事が手につかないほど焦りますよね。大人でも咽び泣くほど動揺してしまうかもしれません。
Isekai Sagaは、”フラグメント”と呼ばれるNFT(売買不可・譲渡不可)を集め、”神器”というアイテムを完成させることでEarn(神器から放出されるトークンで、文字通り稼いだり、レベルアップやアイテムの合成をできる)ができる仕組みになっているのですが、このフラグメントは「奪い合う」ことができます。
つまり、あと少しで”神器”が完成しそうなところまでフラグメントを集めても、誰かから「あなたのウォレットに入っているフラグメントを奪われる」可能性があるということです。
※フラグメント以外のNFTが奪われることはありません
NFTの技術により、データの一つ一つに価値を持たせることができるようになったため、ゲーム内のアイテムが現実世界でもリアルな(金銭的)価値を持つようになるのです。それが奪い・奪われるとあれば、精神的なスリルや興奮はこれまでのゲームとは比べ物にならないはずです。
ゲームの世界にある伝説の剣は、本当に世界で1本しかない伝説の剣になるのです。(これまではゲームソフトの本数分だけ”伝説の剣”が存在した)。
ここで@paji_aさんのツイートを引用してみます。
まさに、ゲームの世界が現実に滲み出しているといっても過言ではありません。
イーサリアム・メインネットワーク上にフルオンチェーンで実装されることで、非常に純度の高いものとなり、今後のNFTゲームの在り方に一石を投じる極めて重要な作品となる可能性を秘めていると思います。
おわりに
今回はIsekai Sagaの魅力について考察してみました。
ただ、ゲームが本当におもしろいかどうかは未知数です。
ゲーム自体がおもしろくなければ、ただの数あるNFTゲームの一つでしかありません。
現時点ではかなり”推し”なのですが、まだゲームは始まってすらいません。
今後、”探索”や”バトル”が実装されていく中で、ゲーム内経済=OpenSea等による現実経済にも動きがでてくるでしょう。その動向次第で、ゲームの開発・運営は難しい舵取りを迫られることもあるかもしれません。
ただそれでも、私はIsekai Sagaに期待するのです。日本だけでなく、世界で幅広く遊ばれるNFTゲームになることを願ってやみません。
個人的には今後もIseka Sagaに注目し、考察を続けていきたいと思います。
ちなみに
2022年6月12日現在、ETHの下落がひどいです。
Isekai SagaのキャラをOpenSeaで入手したい方は、こちらの動向も注視したうえでご検討されるとよいかと思います。