初めての北海道 ~生産者に会いにいく旅~その2
前回の続きです。(前回はこちら)
苫小牧から佐呂間まで350キロを4時間半。
待ち合わせ場所に着いたのが18時半ごろでした。
あいばさんたちはギリギリまで仕事をしていたそうで、我々の方が少し先に着きました。
場所は、旬菜酒房「山桜」さん。あいばさんからご指定のお店です。
あいばさん登場〜〜〜!!
さっそく、一緒にお店へ入ります。
初めてお会いするあいばさんご夫婦。
美味しい食事に舌鼓を打ちながらいろいろなお話をしました。
いつもSNSでサロマの牡蠣やホタテのこと、日々のことを発信しているのは奥さまのいくえさん。
そして、このお店「山桜」さんのマスターがとても個性的で面白い方なんですよ😆
マスターは元々漁師だったそうですが、趣味でこのお店を出して、そして今は農業にどハマりしているとのこと。
農業のこととかいろいろ聞かれました😆
ハマったらとことん突き詰めるんでしょうね。とにかくパワフルな感じです。
山桜さんでおいしい食事を楽しみながら、ひとしきり話をした後は、、
なんと!実はサロマ周辺で泊まるところが見つからない我々を察してか、あいばさんからご自宅の空いているお部屋を使って良いよとの提案がありご自宅にまで押しかけてしまいました😂アリガトーーーーー!!!
ここでもまたいろんなお話を聞くことが出来ました。
今はこのお宅にはご両親はおらず、お子さんたちも独り立ちしてあいばさんご夫婦お二人だけ。でも、周りには同じホタテや牡蠣の養殖漁師さんたちがいる。
みんなで協力しながら力を合わせて、大変な時があっても、日々を楽しみ、乗り越えて行くお話。
なんか、ジーンとしちゃいました。
そして次の日。
あいばさんは、昨日のうちに仕事に一区切りをつけたそうで、一日いろいろ案内していただけることになりました。なんとありがたい😭
まず朝飯に圧倒され😂
あいばさんお手製のいくら漬けの他、シャケやタコ。
いくら乗せ放題なんですけど😂すごすぎます〜〜!
ご飯をいただきながら聞いた話。
最初、ポケマルなどのECサイトでの販売にあいばさんが積極的に取り組み始めた当初、なかなか周りの人はついて来なかったそうです。
でも、漁協をはじめ周りの人に理解してもらうために、ポケマルの「ごちそうさま投稿」を見せたそうです。私たちのホタテや牡蠣がこんな風に食べてもらって、喜んで貰っているって。
そうしたら、漁協の方もその生産者とユーザーのやり取りに興味津々で見てくれて。
これは面白いんじゃないか、と漁協も前向きに協力してもらえることになって、地域で動き出すきっかけとなった話。
人と人の関係人口のあり方が、産地を動かすきっかけになるなんて。
サロマ湖に流れ着く流氷が年々、目に見えて減っている話。
共同作業場に連れて行っていただいて、ホタテの養殖作業を見せて貰ったり。
(写真NGとのことで写真はありません)
地域の人みんなが力を合わせてこのサロマ湖を守り、ホタテ、牡蠣を大切に育ててる風景を見せてもらいました。
お店に並べばホタテは「ホタテ」、牡蠣は「牡蠣」
でも、その場に来て、そこで生きる方々を見ると、やっぱり思い入れは変わります。一つ一つの食材に、たくさんの人の想いが乗っているんですね。
あいばさん。
ありがとうございました。
忘れられない2日間でした。
また、きっと伺います。
そして、次回は余市へ向かいます。