都市と地方の未来会議2023_その2
いや〜〜、今年の夏は暑くなりそうですね💦
毎日、半ばバテ気味です。
だいぶ前回の投稿から空いてしまいました。
今回は、都市と地方の未来会議、後半です。
このイベントでは、「都市と地方」の分断を埋めるための取り組みを行っている生産者を表彰するポケマルチャレンジャーアワードも行われました。
(ポケマルチャレンジャーアワードは2022年から開催されていて、今回は2回目となります。)
そのポケマルチャレンジャーアワード、ポケマルスタッフのなかたくさんの勧めもあり、普段農園で行っている「ときどき農業」の取り組みでエントリーしていました。
ときどき農業とは、その名も"ときどき活動する農業"
詳しくはこちらのnoteをご一読ください👇
そして、彼らの育てた立派なジャガイモもこの日ブース出店したんですよ。
彼らメンバーも駆けつけて、自分たちの育てたジャガイモやニンニクを自分たちで販売していました。
また、アワードにノミネートされた生産者がそれぞれステージで取組についてプレゼンをするコーナーがあったんですが、そこにもときどき農業メンバーに上がってもらいました😆
実際、自分たちで野菜作りをしてみてどう感じたか、どんな楽しさがあり、どんな大変さがあるのか。
彼らの感じたことを語ってもらいました。
聞いていてくれた方々はどう感じたでしょうか。
そして、いよいよこの日最後のイベント、アワード表彰式です。
表彰の前に改めて生産者による取り組みについてスピーチをする場がありました。
わずかな時間のなかで、自分はただとにかく
"農業の尊さ、農家という仕事の素晴らしさ"
を繰り返す、それだけのスピーチでした。
農村地帯では、農家ってカッコ悪いものって、そんな感じなんです。
誰がそんなことを?
農家自身です。
世間には、もっとキラキラした仕事がいっぱいある。なのに、先代から受け継いだ農地を守るため、地味で大変で儲からない農家をやっている、そんな引け目があるんです。
そこに、都市から若者たちが嬉々として農業をやりにくる。
たとえそれが隔週だとしても、彼らにとっては農業は癒しであり、やり甲斐であり、未知の世界なんです。
いつも食べているはずの野菜たち、どうやって育っているのかやってみたら知らないことばかり。
やればやるほど農家のスゴさを感じています。
そう、「農家はすごいんです。」
ただそれだけを繰り返すスピーチでした。
全員のスピーチが終わった後、いよいよ表彰式。
年度テーマ「都市と地方をかきまぜる」で最優秀賞を獲得したのは、三重の鯛漁師の橋本さん。
自由テーマで最優秀賞を獲得したのは宮城の伊豆沼農産でさまざまな取り組みをしている佐藤裕美さん。
その他の皆さんもそれぞれ素晴らしい賞を受賞していました。
マーフィーズファームは雨風太陽のオフィシャルパートナーである株式会社丸井グループから特別賞をいただきました。
そして、一通りのイベント終了後、懇親会がありました。
その場で、自分をこの場へ出るのに背中を押してくれたなかたくさんから、とても大切なお話があります、と。
「僕、ポケマルを辞めるんです。」
衝撃でした。
でも、話を聞いていると、このポケマルで一次産業に関わり、色んな生産者と会い、色んな人との繋がりを通じて「もっと違う角度からこの世界を見てみたい」という強い意志を感じました。
たくさんの思い出もあるし、たくさんの学びもあったと思うポケマルでの日々。
正直葛藤もあったと思います。勇気も必要だったと思います。
でも、まだまだこの一次産業の世界は広くて深い。新しいところから、新しい画角と構図で見てみたい。視座を変えてみたい。
それはきっと、この世界をもっと知りたいから、だと思っています。
きっとこの一次産業に関わる人たちが好きになっちゃったんですよね、なかたくさん😘
ぜひこちらのなかたくさんの想いを綴ったnoteもご一読ください。
なんか、自分をチャレンジャーアワードに推してくれたなかたくさん、借りが出来ちゃったな…
本当にいろいろありがとうございました。なんて言わないよーだ!
これからもよろしくお願いしますねッ!!